特許
J-GLOBAL ID:200903009712847975

単層カーボンナノチューブを分離する方法及びその組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 社本 一夫 ,  増井 忠弐 ,  小林 泰 ,  千葉 昭男 ,  富田 博行 ,  村上 清
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-582076
公開番号(公開出願番号):特表2005-527455
出願日: 2003年03月04日
公開日(公表日): 2005年09月15日
要約:
本発明は、(n,m)型に従って(n,m)型単層カーボンナノチューブの混合物を分類し、分離する方法に関する。(n,m)型単層カーボンナノチューブの混合物は懸濁し、その結果単層カーボンナノチューブは個々に分散する。ナノチューブの懸濁を界面活性剤-水溶液中で行うことができ、ナノチューブを囲繞する界面活性剤はナノチューブを単離されたままにし、他のナノチューブとの凝集を防ぐ。ナノチューブ懸濁液を酸性化して、ナノチューブのフラクションをプロトン化する。電場を印加し、プロトン化されたナノチューブはその(n,m)型に依存して電場中を様々な速度で移動する。ナノチューブのフラクションを様々な分画時刻に集める。プロトン化、電場の印加、及び分画の方法はpHを次第に高くして繰り返して、(n,m)ナノチューブ混合物を分離して個々の(n,m)ナノチューブフラクションにする。分離は、選択された(n,m)ナノチューブタイプを必要とする新たな電子装置を可能にする。
請求項(抜粋):
(n,m)単層カーボンナノチューブの混合物を(n,m)型に基づいて分離してフラクションにする方法であって: a)液体中の(n,m)単層カーボンナノチューブの混合物を懸濁して、個々に懸濁したナノチューブの懸濁液を形成することと; b)懸濁したナノチューブ混合物のpHを調節して、ナノチューブのxフラクションの第1のフラクションのプロトン化を生じ、ここでxは少なくとも1である任意の整数であることと; c)懸濁したナノチューブに電場を印加することによって、前記懸濁したナノチューブ混合物を分離し、(n,m)単層カーボンナノチューブタイプは前記電場内部で様々な速度で移動し、前記様々な移動速度はプロトン化された(n,m)単層カーボンナノチューブをタイプによって分離させることと; d)分離された(n,m)単層カーボンナノチューブをタイプによって集めることと; を含む方法。
IPC (4件):
C01B31/02 ,  G01N21/78 ,  G01N27/447 ,  G01N30/88
FI (6件):
C01B31/02 101F ,  G01N21/78 C ,  G01N30/88 Z ,  G01N27/26 331E ,  G01N27/26 315Z ,  G01N27/26 311Z
Fターム (9件):
2G054AA04 ,  2G054AB04 ,  2G054BB04 ,  2G054CA30 ,  2G054EA03 ,  2G054FA32 ,  4G146AA12 ,  4G146CB01 ,  4G146CB40
引用特許:
審査官引用 (4件)
全件表示
引用文献:
前のページに戻る