特許
J-GLOBAL ID:200903009832352120

自動車のフロントピラー構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 求馬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-056099
公開番号(公開出願番号):特開平11-235983
出願日: 1998年02月19日
公開日(公表日): 1999年08月31日
要約:
【要約】【課題】 車両オフセット正面衝突時のキャビンへの影響を極力少なくしたフロントピラー構造を実現すること。【解決手段】 インナパネル11とアウタパネル12とで構成した閉断面構造で内部にリインフォースメントパネル2が設けられ、上下方向中間には前縁が前方へ張り出した幅広部1Aが形成され、幅広部1Aの上半部には三角窓開口3が設けられた車両のフロントピラー1において、幅広部1Aでは、リインフォースメントパネル2を下半部の後半側と三角窓開口3の開口後縁をなす垂直枠部1C内に設置し、上記下半部の後半側のリインフォースメントパネル2は、その後端をフロントピラー1後縁に一体に溶接し、前部をアウタパネル12のみに溶接し、かつ、幅広部1Aの下半部の前半側のインナパネル11とアウタパネル12にはそれぞれ易変形部41,42を設ける。
請求項(抜粋):
インナパネルとアウタパネルとで構成した閉断面構造で内部にリインフォースメントパネルを設けた車両のフロントピラーであって、フロントピラーの上下方向中間にはその前縁が前方へ張り出して前端がエプロンアッパメンバの後端に結合した幅広部が形成してあり、かつ、該幅広部の上半部には三角窓開口を設けたフロントピラーにおいて、上記幅広部では、上記リインフォースメントパネルを下半部の後半側および、上記三角窓開口の開口後縁を形成する垂直枠部内に設置するとともに、上記下半部のリインフォースメントパネルは、その後端をインナパネルとアウタパネルの接合フランジに一体に溶接し、前部をアウタパネルのみに溶接してインナパネルとは非溶接とし、かつ、上記幅広部の前半側のインナパネルおよびアウタパネルにはそれぞれ正面衝突荷重により変形容易な易変形部を設けたことを特徴とする自動車のフロントピラー構造。
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 特開昭62-187667
  • 車両の下部車体構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-166393   出願人:トヨタ自動車株式会社
  • ピラー構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-151616   出願人:日産自動車株式会社
全件表示

前のページに戻る