特許
J-GLOBAL ID:200903009932215279

車輪用転がり軸受装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 和秀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-360861
公開番号(公開出願番号):特開2003-161338
出願日: 2001年11月27日
公開日(公表日): 2003年06月06日
要約:
【要約】【課題】 車輪用転がり軸受装置では、ブレーキパッドがブレーキディスクロータの制動面に圧接した場合に熱膨張のために変形してブレーキディスクロータが軸心に対して倒れ、異音や振動あるいは制動性能の低下が発生してしまう。【解決手段】 車輪の制動時にブレーキパッド16が制動部29の軸心5方向両側から圧接すると、制動部29が次第に加熱されるが、ブレーキディスクロータ7の固定部28と制動部29とは別体であり、固定部28と制動部29とは軸心5方向に沿った雄スプラインSbと雌スプラインScによって嵌合しているので、これによって制動部29は固定部28に影響を与えることなく独自に径方向あるいは軸心5方向に熱膨張するので固定部28を変形させることがなく、従って、制動部29が加熱された場合であっても、異音や振動あるいは制動性能の低下を防止することができる。
請求項(抜粋):
車体側に非回転に支持される外輪部材に転動体を介して軸心回りに回転自在に支持される内輪部材が設けられ、この内輪部材の外周面に径方向外向きに突出した取付けフランジが設けられ、この取付けフランジにブレーキディスクロータが取付けられる車輪用転がり軸受装置であって、前記ブレーキディスクロータが、前記取付けフランジの板面に接合される固定部とこの固定部の外周面に嵌合する固定部とは別体の環状の制動部とから構成され、前記固定部と制動部とを周方向で係合する係合手段が設けられたことを特徴とする車輪用転がり軸受装置。
IPC (2件):
F16D 65/12 ,  B60B 27/00
FI (3件):
F16D 65/12 U ,  F16D 65/12 X ,  B60B 27/00 J
Fターム (10件):
3J058AA48 ,  3J058AA53 ,  3J058AA62 ,  3J058AA87 ,  3J058BA21 ,  3J058BA32 ,  3J058CB15 ,  3J058CB17 ,  3J058DD10 ,  3J058FA01
引用特許:
審査官引用 (11件)
  • ブレーキロータおよびそれを具備した車輪軸受装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-130063   出願人:エヌティエヌ株式会社
  • 車輪軸受装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-047158   出願人:エヌティエヌ株式会社
  • 特開昭59-197631
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