特許
J-GLOBAL ID:200903009951703250

多段気液分離型凝縮器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人共生国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-146962
公開番号(公開出願番号):特開2003-343943
出願日: 2003年05月23日
公開日(公表日): 2003年12月03日
要約:
【要約】【課題】 高温高圧の気相冷媒を気相と液相冷媒に分離した後、分離された液相冷媒をさらに冷却して、過冷却度を高めた多段気液分離型凝縮器を提供する。【解決手段】 高温高圧で流入した気相冷媒を冷却して凝縮過程を行う加熱除去および凝縮領域(dm1)と、その上部に位置して再凝縮を行う第1凝縮領域(dm2)と、さらにその上部で再凝縮を行い、通過した冷媒を受液器(400)に送る第2凝縮領域(dm3)と、前記過熱除去および凝縮領域(dm1)の下流に位置して、冷媒の過冷却を行う第1サブクール領域(dm4)と、ここを通過した冷媒を受液器(400)に送ると共に、前記第2凝縮領域(dm3)からの液相冷媒と合せて、さらにその下流で過冷却と液相冷媒の排出を行う第2サブクール領域(dm5)とを含む多段の凝縮器により過冷却度を向上させた。
請求項(抜粋):
高温高圧状態で流入した気相冷媒を冷却して過熱を除去すると共に凝縮過程を行う過熱除去および凝縮領域(dm1);前記過熱除去および凝縮領域(dm1)の上部に位置して前記気相冷媒を再凝縮する第1凝縮領域(dm2);前記第1凝縮領域(dm2)の上部に位置して前記第1凝縮領域(dm2)より効率よく再凝縮される一方、通過された冷媒が受液器(400)に流出する第2凝縮領域(dm3);前記過熱除去および凝縮領域(dm1)の下流に位置して前記過熱除去および凝縮領域(dm1)より冷媒を過冷却し、通過された冷媒が受液器(400)に流出するようにし、前記第2凝縮領域(dm3)を通過した液相冷媒が合流するように案内する第1サブクール領域(dm4);および、前記第1サブクール領域(dm4)の下流に位置して前記第2凝縮領域(dm3)と第1サブクール領域(dm4)とを通過して合流した液相冷媒を過冷却して排出する第2サブクール領域(dm5);を含み、前記過熱除去および凝縮領域(dm1)の面積をAdm1、前記第1凝縮領域(dm2)の面積をAdm2、前記第2凝縮領域(dm3)の面積をAdm3、第1サブクール領域(dm4)の面積をAdm4、第2サブクール領域(dm5)の面積をAdm5として、Adm1>Adm2≧Adm3およびAdm4≦Adm5を満足することを特徴とする多段気液分離型凝縮器。
IPC (2件):
F25B 39/04 ,  F28D 1/053
FI (3件):
F25B 39/04 S ,  F25B 39/04 C ,  F28D 1/053 A
Fターム (9件):
3L103AA37 ,  3L103BB38 ,  3L103CC23 ,  3L103CC28 ,  3L103CC30 ,  3L103DD08 ,  3L103DD32 ,  3L103DD34 ,  3L103DD69
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 米国特許第5203407号明細書
  • 受液器一体型冷媒凝縮器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-254537   出願人:日本電装株式会社
審査官引用 (5件)
  • 多段気・液分離型凝縮器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-169024   出願人:漢拏空調株式会社
  • 特開昭63-034466
  • 特開平4-174297
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