特許
J-GLOBAL ID:200903010001812360

OFDM用サンプリング誤差検出装置、検出方法、および、OFDM用受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 茂明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-010104
公開番号(公開出願番号):特開2003-218823
出願日: 2002年01月18日
公開日(公表日): 2003年07月31日
要約:
【要約】【課題】 セグメント方式を採用するOFDM伝送方式において、サンプリング誤差を検出することにより正確な受信信号の復元を可能とすることを目的とする。【解決手段】 受信OFDM信号のうち、(シンボル番号,キャリア番号)=(u,k)の制御信号(AC1信号等)と(u-1,k)の制御信号の複素共役の値とを第1乗算器212で乗算し、(u,k-d)の制御信号と(u-1,k-d)の制御信号の複素共役の値を第1乗算器212で乗算し、乗算結果のうち、前者の複素共役の値と後者の値とを第2乗算器214で乗算し、乗算結果から位相算出部215において位相成分Ψを抽出する。さらに、位相成分Ψに対してモジュラス演算部216においてψ=Ψ-π×round(Ψ/π)(roundは四捨五入演算)なる演算を行いランダム成分(π成分)を除去しサンプリング誤差成分を検出する。
請求項(抜粋):
受信したセグメント方式のOFDM(直交周波数多重分割)信号からサンプリング誤差を検出する装置であって、OFDM信号は、OFDM信号の1シンボルを構成するセグメント配置に依存することなく、挿入されるキャリア位置が固定している制御信号を含んでおり、a)受信したOFDM信号のうち、N番目のシンボルのk番目のキャリアに挿入された制御信号と、N+m番目のシンボルのk番目のキャリアに挿入された制御信号について、一方の信号と他方の信号の複素共役の値とを乗算する第1演算手段と、b)受信したOFDM信号のうち、N番目のシンボルのk+d番目のキャリアに挿入された制御信号と、N+m番目のシンボルのk+d番目のキャリアに挿入された制御信号について、一方の信号と他方の信号の複素共役の値とを乗算する第2演算手段と、c)前記第1演算手段の出力信号と前記第2演算手段の出力信号について、一方の信号と他方の信号の複素共役の値とを乗算することにより、いずれも、周波数誤差成分およびサンプリング誤差成分を含む前記第1演算手段および前記第2演算手段の出力信号から、周波数誤差成分を除去する第3演算手段と、を備えることを特徴とするOFDM用サンプリング誤差検出装置。
Fターム (3件):
5K022DD01 ,  5K022DD13 ,  5K022DD33
引用特許:
出願人引用 (2件)

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