特許

J-GLOBAL ID：200903010136351452

セメント製造用キルンによるフロンの無害化処理方法

発明者： 吉山 逸朗 ,  池澤 和則 ,  稲津 和樹
出願人/特許権者： 住友大阪セメント株式会社
代理人 (5件)： 石田 敬 ,  西舘 和之 ,  鶴田 準一 ,  西山 雅也 ,  樋口 外治
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2002-208754
公開番号（公開出願番号）：特開2004-053073
出願日： 2002年07月17日
公開日（公表日）： 2004年02月19日
要約：

【課題】セメント製造用キルンの筒状バーナーを用いてフロンを効率よく無害化する方法の提供。【解決手段】筒状バーナーの燃焼端面において、その中心点のまわりに環状に形成された燃料噴射口を通して粉末燃料をキルン内に噴射し、前記環状燃料噴射口の外側に、それと同心の円環状域内に配置された複数個の外側一次空気噴射口、及び前記環状燃料噴射口の内側に、それと同心の円環状域内に配置された複数個の内側一次空気噴射口を通して、一次空気を、前記燃料噴射流とほぼ同一方向にキルン内に噴射して、前記粉末燃料の燃焼フレームを形成し、このとき、前記内側一次空気噴射口の少なくとも1個を通る一次空気流中に、フロンを含有させて噴射し、前記フロンを前記燃焼フレーム内において燃焼して無害化する。【選択図】 図4

請求項（抜粋）：

セメント製造用キルン内において、キルン用筒状バーナーを用いてフロンを無害化処理するに際し、 前記筒状バーナーの燃焼端面において、その中心点のまわりに環状に形成された燃料噴射口を通して粉末燃料をキルン内に噴射し、前記環状燃料噴射口の外側に、それと同心の円環状域内に配置された複数個の外側一次空気噴射口、及び前記環状燃料噴射口の内側に、それと同心の円環状域内に配置された複数個の内側一次空気噴射口を通して、一次空気を、前記燃料噴射流とほぼ同一方向にキルン内に噴射して、前記粉末燃料の燃焼フレームを形成し、このとき、前記内側一次空気噴射口を通る一次空気流中に、フロンを含有させて噴射し、前記フロンを前記燃焼フレーム内において分解して無害化することを特徴とするセメント製造用キルンによるフロンの無害化処理方法。

IPC (5件)：

F23G7/06 ,  C07B35/06 ,  C07C19/10 ,  F23D17/00 ,  F23G7/00

FI (7件)：

F23G7/06 Z ,  F23G7/06 101B ,  C07B35/06 ,  C07C19/10 ,  F23D17/00 A ,  F23G7/00 E ,  F23G7/00 G

Fターム (26件)：

3K065QB11 ,  3K065QB12 ,  3K065QC02 ,  3K065RA01 ,  3K065RB02 ,  3K078AA04 ,  3K078AA07 ,  3K078BA26 ,  3K078CA08 ,  4H006AA05 ,  4H006AC13 ,  4H006BC18 ,  4H006BD21 ,  4H006BD80 ,  4H006BE30 ,  4H006EA02 ,  4K056AA12 ,  4K056BA06 ,  4K056BB01 ,  4K056CA08 ,  4K056DB07 ,  4K061AA08 ,  4K061BA01 ,  4K061DA01 ,  4K061FA03 ,  4K061FA06

引用特許：

審査官引用 (2件)

• セメントロータリーキルン用燃料燃焼装置及び燃焼方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平11-186271   出願人：住友大阪セメント株式会社
• フロンの分解処理システム
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平9-158721   出願人：帯広公清企業組合, 住金マネジメント株式会社, テツヤ株式会社, 岡喜秋, 上出光志