特許
J-GLOBAL ID:200903010181037840

内燃機関の燃料噴射装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-200601
公開番号(公開出願番号):特開平10-299557
出願日: 1997年07月25日
公開日(公表日): 1998年11月10日
要約:
【要約】【課題】 広い範囲で燃料圧力が変動する場合にも燃料噴射系統の正確な異常検出を行うことを可能とする。【解決手段】 高圧燃料噴射ポンプ5からコモンレール3に高圧燃料を供給し、コモンレールから各燃料噴射弁1に燃料を供給する。制御回路(ECU)20は、燃料圧力センサ31で検出したコモンレール燃料圧力に基づいて燃料の体積弾性係数を算出するとともに、この体積弾性係数と燃料噴射量とに基づいて燃料噴射前後のコモンレール内圧力変動を推定する。そして、燃料圧力センサで実際に検出した圧力変動と推定した圧力変動との差が大きい場合には燃料噴射系統の異常と判定する。このため、燃料圧力が広い範囲で変動する場合にもそれぞれの圧力に応じた体積弾性係数が使用され、正確な判定が行われる。
請求項(抜粋):
内燃機関に所定のタイミングで燃料を噴射する燃料噴射弁と、該燃料噴射弁が接続される、加圧燃料を貯留する蓄圧室と、該蓄圧室内の燃料圧力が所定値になるように所定のタイミングで蓄圧室に燃料を圧送する燃料ポンプと、前記蓄圧室内の実際の燃料圧力を検出する圧力検出手段と、前記蓄圧室内の燃料の圧力または温度の少なくとも一方に基づいて、燃料の体積弾性係数を検出する手段と、前記検出した体積弾性係数と内燃機関の運転条件とに基づいて、前記燃料噴射弁からの燃料噴射前後の前記蓄圧室内の燃料圧力変動、若しくは前記燃料ポンプからの燃料圧送前後の前記蓄圧室内の燃料圧力変動、の少なくとも一方を推定する圧力変動推定手段と、該圧力変動推定手段により推定された燃料噴射前後の圧力変動の推定値と前記圧力検出手段により検出された燃料噴射前後の燃料圧力変動の実測値との偏差、若しくは前記圧力変動推定手段により推定された燃料圧送前後の圧力変動の推定値と前記圧力検出手段により検出された燃料圧送前後の圧力変動の実測値との偏差、の少なくとも一方に基づいて燃料噴射系統の異常を検出する異常検出手段を備えた内燃機関の燃料噴射装置。
IPC (4件):
F02D 41/22 395 ,  F02D 45/00 345 ,  F02M 63/00 ,  F02M 65/00 304
FI (4件):
F02D 41/22 395 ,  F02D 45/00 345 K ,  F02M 63/00 C ,  F02M 65/00 304
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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