特許
J-GLOBAL ID:200903010246527149

センサ付き転がり軸受装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 小栗 昌平 ,  本多 弘徳 ,  市川 利光 ,  高松 猛 ,  濱田 百合子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-323914
公開番号(公開出願番号):特開2004-156726
出願日: 2002年11月07日
公開日(公表日): 2004年06月03日
要約:
【課題】軸受部の内圧変化を抑制でき、そしてセンサ部内への外部からの異物等の侵入を防止できることは勿論のこと軸受部からセンサ部への潤滑剤の漏れを防止でき、よって磁気センサの検出精度を維持でき、更には摩擦トルクも抑制できるセンサ付き転がり軸受装置を提供すること。【解決手段】第1および第2軸受シール部材(38,36)が、軸受部(21)内外の圧力差を抑制するために当該軸受部(21)内外を連通する空気孔をそれぞれ有している。また、センサ室シール部材(39)の先端部が、第1ホルダ(34)または前記第2ホルダ(35)に締め代をもって摺接する第1リップ部(39a)、および当該第1リップ部(39a)との間に潤滑剤溜まり(40)を形成するように設けられた第2リップ部(39b)を有する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
内輪、外輪、および当該内外輪の間で周方向に転動自在に配設された複数の転動体を有する軸受部と、 前記内外輪それぞれの一端部に隣接しており且つ、前記内輪の一端部に密着固定された第1ホルダ、当該第1ホルダと協働してセンサ室を画成するように前記外輪の一端部に密着固定された第2ホルダ、前記センサ室内に配置されるように前記第1ホルダおよび前記第2ホルダのいずれか一方に固定された磁気センサ、および前記センサ室内に配置されるように前記第1ホルダおよび前記第2ホルダの他方に固定された被磁気検出部を有するセンサ部と、 前記内外輪の一端部間に配置された第1軸受シール部材と、 前記内外輪の他端部間に配置された第2軸受シール部材と、 前記第1ホルダおよび前記第2ホルダのいずれか一方に取付けられており且つ、前記内外輪の一端部近傍に位置する前記第1および第2ホルダ間の開口とは別の前記第1および第2ホルダ間の開口を気密封止するように前記第1ホルダおよび前記第2ホルダの他方に先端部が接触するセンサ室シール部材と、 を備えたセンサ付き転がり軸受装置であって、 前記第1および第2軸受シール部材が、前記軸受部内外の圧力差を抑制するために当該軸受部内外を連通する空気孔をそれぞれ有していることを特徴とするセンサ付き転がり軸受装置。
IPC (2件):
F16C33/78 ,  F16C41/00
FI (3件):
F16C33/78 E ,  F16C33/78 Z ,  F16C41/00
Fターム (5件):
3J016AA01 ,  3J016BB03 ,  3J016BB28 ,  3J016CA03 ,  3J016CA08
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 車輪用軸受装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-231772   出願人:エヌティエヌ株式会社
  • 車両用ハブユニット
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-230321   出願人:光洋精工株式会社
  • シール
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-272194   出願人:光洋精工株式会社

前のページに戻る