特許
J-GLOBAL ID:200903010439273012

医療用液体を封入する樹脂製容器及びポート部材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-184921
公開番号(公開出願番号):特開2002-000702
出願日: 2000年06月20日
公開日(公表日): 2002年01月08日
要約:
【要約】【課題】医療用液体中への可塑剤の溶出及びポート部材と容器本体の樹脂フィルムとの間の接着不良のない樹脂製多室容器の提供、並びに筒体と保持具との間の溶着部の形成により生じるハミダシを散逸しないポート部材の提供。【解決手段】医療用液体を封入する樹脂製容器は、袋状の樹脂製容器本体及び少なくとも1つのポート部材3を備え、容器本体内部が剥離可能な接着部により複数の分室に区画される。ポート部材を構成する筒体40及び保持具70並びに容器本体の内壁面は、いずれもVICAT軟化点が121°C以上のプロピレン・α-オレフィンランダム共重合体により形成される。筒体の外方環状凸部58と保持具70の天板部分又はその近傍の内面との間に溶着部58が形成され、筒体の大径部78と保持具の円筒部分の端面78の間に粒子封止部79が形成される。
請求項(抜粋):
医療用液体を封入する樹脂製容器であって、袋状の樹脂製容器本体及び少なくとも1つのポート部材を備え、容器本体内部が相対する内壁面の一部を液密に且つ剥離可能に接着して形成される接着部により複数の分室に区画され、接着部は、容器本体外部からの10〜40kgfの押圧力により剥離可能であり、接着部が剥離することにより接着部の両側の分室が互いに連通し分室内の液体が混合され、ポート部材は、閉鎖体、筒体及び保持具を備え、閉鎖体を貫通する連通具を介し容器本体内の液体を注出又は容器本体内へ液体を注入可能であり、ポート部材を構成する筒体及び容器本体の内壁面は、いずれもVICAT軟化点が121°C以上のプロピレン・α-オレフィンランダム共重合体により形成されることを特徴とする容器。
IPC (3件):
A61J 1/10 ,  A61J 1/05 ,  A61J 1/20
FI (5件):
A61J 1/00 331 A ,  A61J 1/00 335 A ,  A61J 1/00 351 A ,  A61J 3/00 314 B ,  A61J 3/00 316 A
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 医療用容器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-016622   出願人:株式会社大塚製薬工場
  • 複室容器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-168595   出願人:株式会社大塚製薬工場
  • 医療用容器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-189843   出願人:株式会社新素材総合研究所
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