特許
J-GLOBAL ID:200903010489373700

主として車両に搭載される流体継手装置ロックアップクラッチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 竹沢 荘一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-269617
公開番号(公開出願番号):特開平11-153208
出願日: 1998年09月24日
公開日(公表日): 1999年06月08日
要約:
【要約】【課題】 本発明の課題は、ピストンが締め付けシャンクに固定された後、タングとピストンとの間の半径方向の相対的変位を防止することである。本発明において、摩擦ウェッジ60を、タング30とピストンとの間に挿入することにより、ピストンを(締め付けスリーブにより)締め付けシャンク40に固定した後のピストンに対するタングの半径方向の変位を防止する。【解決手段】 流体継ぎ手用ロックアップクラッチは、クラッチを介してピストンと遮断可能に接続される半径方向の固定壁を有する回転ケーシングを有する。この固定壁は、軸方向に固定されており、ピストンは、軸方向に相対変位出来るように配設され、タング30を介して固定壁に結合されている。締め付けシャンク40は、ピストンに設けた通孔を経て伸長しており、タング30の端30Bを貫通している。
請求項(抜粋):
運動方向に対しては固定されたトラバース固定壁12と、この固定壁12ともに回転しうるように接合され、かつ、この固定壁に対して軸方向に運動するように設けられたピストン13との2個の要素の間に、軸方向に配設された少なくとも1個の摩擦ライナー11を備え、前記2個の要素12,13が、タング30を介して、ともに回転するように接続され、各タングは、長手方向にアセンブリの円周上の弦方向に沿って伸びており、タングの一方の端は、すべてのタング30に共通である駆動リングあるいはアタッチメントリングである中間部材32を介して、前記2個の要素12,13の中の第1要素12に結合され、該中間部材は、前記第1要素に取り付けられており、かつ、各タング30の他方の端30Bは、複数の締め付け手段36の中の対応する1つを用いて、前記要素の中の第2要素13に取り付けられており、各締め付け手段36は、対応するタング30の他方の端30Bを固定する第1部分36Aを有し、かつ、タングの他方の端に設けられた対応する通孔37を通して伸びている締め付けシャンク40により、軸方向に貫通して伸びている頭部41を有し、したがって、この締め付けシャンクは、前記第2要素13に接触するように形成されている外側面52(外側結合側面と称する)に対して、軸方向に把持されるタングの内側面54を軸方向に貫通して伸びている流体継ぎ手装置用ロックアップクラッチにおいて、 摩擦ウェッジ60を、対応する締め付け手段36の第1部分36Aのシャンクが貫通し、各タング30の内側面54と第2要素13の外側結合側面52との間に軸方向に挿入されており、かつ、各摩擦ウェッジ60の内側面64は、第2要素13,52に対して、軸方向にしめつけられており、その表面が粗面であることを特徴とする流体継ぎ手装置用ロックアップクラッチ。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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