特許
J-GLOBAL ID:200903010497958955

拡大観察装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三林 大介
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-310445
公開番号(公開出願番号):特開2009-134100
出願日: 2007年11月30日
公開日(公表日): 2009年06月18日
要約:
【課題】良好な画像を簡便に且つ迅速に表示可能な拡大観察装置を提供する。【解決手段】撮影した観察対象物の画像(原画像)中に撮影不能領域(受光量が、画像を撮影可能な所定の光量範囲に収まらない領域)がある場合には、かかる領域を適切に撮影可能な修正撮影条件で撮影した画像で、撮影不能領域の画像を置き換えて表示する。修正撮影条件の設定には、先ず、複数の撮影条件の中から撮影不能領域を撮影可能な適合撮影条件を選択し、撮影不能領域でのピーク光量が目標光量となるように、受光量に関するパラメータ(例えば、照射光量や露光時間など)を修正することによって設定する。こうすれば、適切な修正撮影条件を速やかに設定することができ、得られた画像で原画像中の撮影不能領域を置き換えることで、良好な画像を合成して表示させることが可能となる。【選択図】図8
請求項(抜粋):
所定の観察領域内に置かれた観察対象物の画像を、表示画面上に拡大して表示する拡大観察装置において、 前記観察領域内に光を照射しながら前記観察対象物の画像を撮影する画像撮影手段と、 前記撮影した画像を原画像として記憶する原画像記憶手段と、 前記原画像の中で、画像を撮影可能な所定の光量範囲に受光量が収まらない領域を少なくとも含んだ撮影不能領域を検出する撮影不能領域検出手段と、 前記画像の撮影条件を予め設定されている他の撮影条件に切り換えることにより、前記撮影不能領域の受光量が前記所定の光量範囲に収まる撮影条件を、適合撮影条件として選択する適合撮影条件選択手段と、 前記撮影不能領域の受光量が前記所定の光量範囲を超えていた場合には、該所定の光量範囲の上限値に最も近い受光量、または該所定の光量範囲を下回っていた場合には、該所定の光量範囲の下限値に最も近い受光量の、少なくとも一方の受光量であるピーク光量を、前記適合撮影条件で撮影した前記撮影不能領域の画像の中から検出するピーク光量検出手段と、 前記適合撮影条件の中で、前記画像撮影手段に入射される光量に影響する所定のパラメータを、予め設定されている目標光量と前記検出したピーク光量とに基づいて修正することにより、該適合撮影条件を修正した修正撮影条件を設定する修正撮影条件設定手段と、 前記記憶されている原画像中の前記撮影不能領域の画像を、前記修正撮影条件で撮影した該撮影不能領域の画像に置き換えることによって、該原画像と該修正撮影条件で撮影した画像とを合成した合成画像を生成する合成画像生成手段と、 前記生成された合成画像を前記表示画面上に表示する画像表示手段と を備えることを特徴とする拡大観察装置。
IPC (1件):
G02B 21/36
FI (1件):
G02B21/36
Fターム (4件):
2H052AC04 ,  2H052AF14 ,  2H052AF21 ,  2H052AF25
引用特許:
出願人引用 (10件)
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