特許
J-GLOBAL ID:200903010642212860

動きベクトルによる画面内挿装置および方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 香取 孝雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-001310
公開番号(公開出願番号):特開平8-191448
出願日: 1995年01月09日
公開日(公表日): 1996年07月23日
要約:
【要約】【目的】 動きベクトルの検出精度を向上する。【構成】 前後の2画面の間に内挿画面12を挿入する場合に、動きベクトル検出回路20、21はそれぞれ、画面を構成する多数のブロックBiについて、前画面10より後画面11への移動を示す前ベクトル13と、後画面11より前画面10への移動を示す後ベクトル17を出力する。前、後DFD 演算回路22、23は、前、後ベクトル13、17のそれぞれについて、ブロックBiの移動前後の画像信号の相関度を示す前DFD 値26と後DFD 値27を求める。前、後割付回路30、31は、それぞれ前、後ベクトル13、17を内挿比Lにより、前画面10より内挿画面12へのブロックBiの動きを示す内挿前ベクトル32と 後画面11より内挿画面12への内挿後ベクトル33に変換し、内挿前ベクトル32と前DFD 値26を、また内挿後ベクトル33と後DFD 値27をペアで出力する。比較回路50は、前DFD 値26と後DFD 値27の相関度を比較し、選択信号51を出力する。ベクトル選択回路60は、選択信号51によりDFD の相関度の大き方のベクトル32また33を出力する。
請求項(抜粋):
デジタル化された動画像信号の画面が複数のブロックに分割され、1フィールド期間以上離れた第1および第2の画面の間で、該複数のブロックのうちの1つが移動したブロックの位置を示す動きベクトルを検出する動きベクトルによる画面内挿装置において、該装置は、第1および第2の画面の動画像信号より、第1の画面の各ブロックについて第1の画面を基準とした第1の動きベクトルを検出し、第2の画面の各ブロックについて第2の画面を基準とした第2の動きベクトルを検出する動きベクトル検出手段と、第1の動きベクトルに関するブロックの移動前後の画像信号の相関を表す第1のベクトル相関値、および第2の動きベクトルに関するブロックの移動前後の画像信号の相関を表す第2のベクトル相関値を算出する相関演算手段と、第1および第2の画面の間に挿入する内挿画面の内挿比、および第1および第2の動きベクトルより、第1の画面を基準とした前記内挿画面でのブロックの移動を示す第1の内挿ベクトルを求め、同様に第2の画面を基準とした前記内挿画面でのブロックの移動を示す第2の内挿ベクトルを求める内挿ベクトル生成手段と、前記内挿画面の各ブロックに対応する記憶領域を有し、該記憶領域にブロック毎の第1および第2の内挿ベクトル、ならびに第1および第2のベクトル相関値を記憶し、該記憶した第1および第2の内挿ベクトル、ならびに第1および第2のベクトル相関値をブロック毎に出力する内挿割付手段と、該内挿割付手段から出力される第1および第2のベクトル相関値を前記ブロック毎に比較し、第1または第2の内挿ベクトルのうち該ベクトル相関値が大きい方向のものを選択するベクトル選択手段とを含むことを特徴とする動きベクトルによる画面内挿装置。
IPC (4件):
H04N 7/32 ,  G06T 7/20 ,  H04N 7/01 ,  H04N 11/04
FI (2件):
H04N 7/137 Z ,  G06F 15/70 410
引用特許:
出願人引用 (7件)
全件表示
審査官引用 (7件)
全件表示

前のページに戻る