特許
J-GLOBAL ID:200903010776898172

原子炉内ポンプの補強装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 猪股 祥晃 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-185179
公開番号(公開出願番号):特開2001-013284
出願日: 1999年06月30日
公開日(公表日): 2001年01月19日
要約:
【要約】【課題】原子炉圧力容器とライザーブレースの溶接部にき裂が生じた場合、き裂の進展を防止して原子炉の運転を安全確実に継続し、稼働率を向上させる。【解決手段】原子炉圧力容器1と炉心シュラウド10との間にジェットポンプ11が設けられ、ジェットポンプ11のライザー管12の中間部を支持するライザーブレース20にポンプビーム23と、ポンプビーム23を取付ける一対のビームホルダ28,29を設ける。炉心シュラウド10側のビームホルダ29にテーパープレート32を取付け、テーパープレート32にばね保持部材34を介して波形状板ばね31と調整ボルト33を設ける。波形状板ばね31の凸面を炉心シュラウド10の外側面に押圧接触状態にしておくと、原子炉運転中熱膨張差により圧縮応力が加わり、原子炉圧力容器1とライザーブレース20の溶接部にき裂が生じた場合、そのき裂を圧縮し、き裂の進展を防止できる
請求項(抜粋):
原子炉圧力容器と、この原子炉圧力容器内に設置された炉心シュラウドとの間にジェットポンプが設置され、このジェットポンプのライザー管のほぼ中間部を保持するライザーブレースが前記原子炉圧力容器の内面に溶接により取付けられ、前記ライザーブレースにポンプビームが設けられ、このポンプビームに前記原子炉圧力容器側と前記炉心シュラウド側に対向して位置する一対のビームホルダが設けられてなり、前記炉心シュラウド側の前記ビームホルダにテーパープレートを取付け、このテーパープレートにばね保持部材を設け、このばね保持部材に前記炉心シュラウドの外面を押圧して接するばねを組込んでなることを特徴とする原子炉内ポンプの補強装置。
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (6件)
  • ジェットポンプクランプ装置およびその取扱装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-350962   出願人:株式会社東芝
  • 特開昭60-252296
  • 特開昭60-252296
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