特許
J-GLOBAL ID:200903010823804653

電気自動車のクリープトルク制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-214990
公開番号(公開出願番号):特開平11-069508
出願日: 1997年08月08日
公開日(公表日): 1999年03月09日
要約:
【要約】【課題】 3軸式動力入出力手段(遊星歯車装置など)を備えているハイブリッド型の電気自動車においても適切なクリープトルク制御が行われるとともに、ブレーキ操作力の強弱で走行する場合が多い後進時の操作性を損なうことなく、クリープトルクによるエネルギーの無駄な消費を防止する。【解決手段】 ステップSA6において、車両を制動するためにブレーキ操作されていると判断された場合には、ステップSA7において、エンジントルクTEを低下させるとともにモータジェネレータの回生制動トルク(反力トルク)を低下させることにより、クリープトルクを低減するが、ステップSA3の判断がNOでステップSA9の判断がYESとなる後進時には、ステップSA10おいて通常のクリープトルク制御を行い、ブレーキ操作の有無に拘らずクリープトルクを一定に保持する。
請求項(抜粋):
モータジェネレータのトルク制御で駆動輪に所定のクリープトルクを発生させるクリープトルク発生手段と、車両を制動するためにブレーキ操作されている場合には、前記クリープトルク発生手段によって発生させられる前記クリープトルクを低減するクリープトルク低減手段とを有する電気自動車のクリープトルク制御装置において、燃料の燃焼によって作動するエンジンと、該エンジンに連結される第1回転要素、前記モータジェネレータに連結される第2回転要素、および出力部材に連結される第3回転要素を有して、それらの間で機械的に力を合成、分配する3軸式動力入出力手段とを備えており、前記クリープトルク発生手段は、前記エンジンを作動させるとともに前記モータジェネレータに反力トルクを発生させることにより前記出力部材を介して前記駆動輪にクリープトルクを発生させるもので、前記クリープトルク低減手段は、前記エンジンの出力を低下させるとともに前記モータジェネレータの反力トルクを低下させることによって前記クリープトルクを低減するものであることを特徴とする電気自動車のクリープトルク制御装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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