特許
J-GLOBAL ID:200903010994170881

拠点選択装置、拠点選択システムおよび記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井出 直孝 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-185140
公開番号(公開出願番号):特開2002-009828
出願日: 2000年06月20日
公開日(公表日): 2002年01月11日
要約:
【要約】【課題】 サーバ等が設置された複数の拠点の中から利用者端末に最も近い拠点を選択するときに、所要時間が短く、発生するネットワーク負荷が少なく、必要な記憶資源の量が少なく、サーバリストが動的に算出される場合にも対応可能な、拠点選択装置を実現する。【解決手段】 拠点選択を実行する拠点から利用者端末を収容する拠点への経路上の中継装置の識別情報を取得する手段と、この手段が一つの中継装置の識別情報を取得する毎に選択すべき拠点を確定可能かを判断する手段を設け、選択すべき拠点が確定した時点で拠点選択処理を終了することとする。さらに、拠点選択を実行する拠点から各候補拠点への経路の長さの平均を用いて中継装置の識別情報の取得順序を決定することにより、中継装置の識別情報の取得回数を削減する。さらに、分散して配備された拠点選択装置の連携動作による拠点選択を実現することにより各拠点選択装置が必要とする記録資源の量を削減する。
請求項(抜粋):
観測点が置かれる観測拠点と、1以上の候補拠点とが定義され、前記観測拠点には、利用者端末を収容する端末拠点を識別する情報を入力情報としこの端末拠点に対する拠点を前記候補拠点の中から選択する手段が設けられ、この選択する手段は、前記候補拠点それぞれについて前記観測拠点から当該候補拠点への経路上の中継装置の識別情報のリストを記憶しさらに記憶された中継装置の識別情報それぞれについて当該中継装置の前記観測拠点からの距離を記憶する経路情報テーブルと、前記観測拠点から前記端末拠点への経路と前記観測拠点から前記候補拠点への経路との共通部分である共通経路の長さnを用いて定義される評価値またはこの評価値の計算過程においては評価値の代わりに計算過程で保持すべき値を含む評価値情報を候補拠点それぞれについて保持する評価値テーブルと、前記観測拠点から前記利用者拠点への経路上の中継装置の識別情報を一つずつ順次取得する中継装置情報取得手段と、この中継装置情報取得手段が中継装置の識別情報を一つ取得する毎にこの識別情報で識別される中継装置を第一の中継装置とし前記候補拠点それぞれについて前記観測拠点から当該候補拠点への経路上にありかつ前記第一の中継装置と同じだけ前記観測拠点から離れている第二の中継装置の識別情報を前記経路情報テーブルから取得しこの第一の中継装置の識別情報とこの第二の中継装置の識別情報とによりこの第一の中継装置と第二の中継装置とが同じであるか否かを判定しこの判定結果と前記観測拠点から前記第一または第二の中継装置への距離mと前記評価値テーブルの評価値情報とを用いて前記共通経路の長さnの値またはnのとり得る値の範囲を特定可能であるか否かを判断し特定可能である場合に当該候補拠点の評価値情報を更新する評価値更新手段と、前記評価値テーブルの内容を用いて判定可能なように定義された終了条件が満たされているか否かを前記中継装置情報取得手段が取得した一つの中継装置の識別情報に関わる前記評価値テーブルの更新が完了する毎に判定しこの終了条件が満たされない場合には前記観測拠点から前記端末拠点への経路上の未取得の中継装置の識別情報をさらに一つずつ順次取得するように指示する継続判断手段と、この継続判断手段が前記終了条件を満たしていると判定した場合には前記評価値テーブルの評価値の前記候補拠点間の大小関係にしたがって前記端末拠点との距離の前記候補拠点間の長短関係を判定しこの距離が短い候補拠点から優先的に候補拠点を選択し選択された拠点を示す拠点選択情報を出力する出力手段とを備えたことを特徴とする拠点選択装置。
IPC (2件):
H04L 12/56 ,  G06F 13/00 520
FI (2件):
G06F 13/00 520 D ,  H04L 11/20 102 D
Fターム (6件):
5K030HA08 ,  5K030KA01 ,  5K030KA05 ,  5K030KA07 ,  5K030LB05 ,  5K030MC07
引用特許:
出願人引用 (11件)
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審査官引用 (11件)
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