特許
J-GLOBAL ID:200903011008296119

ラテン方体の作成方法及び作成装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 兼行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-282525
公開番号(公開出願番号):特開2003-091239
出願日: 2001年09月18日
公開日(公表日): 2003年03月28日
要約:
【要約】【課題】 記号の順列と選択順に従った順であるラテン方体の作成方法では、次に作成されるラテン方体が一意的に定まるため、暗号などの利用においては、使用するラテン方体が第三者により推測されないとも限らない。【解決手段】 演算部1は、次数nの既存のラテン方体をラテン方体記憶用配列9に設定すると共に、次数n分の記号mを順列及び順列に従った選択順を定めて設定し、X軸方向、Y軸方向及びZ軸方向のいずれか一方向を変換基準軸として定め、入替情報Pを記号入替部13に設定し、その入替情報によって各軸上のn個の要素の記号の選択順の値を入れ替える位置の値とすることと、n個の各位置の順序の値を要素の記号の選択順の値として入れ替えていくことによって、新たな要素をラテン方体記憶用配列9に配置していき、新たなラテン方体を作成する。
請求項(抜粋):
X軸(縦)方向、Y軸(横)方向及びZ軸(奥行き)方向にそれぞれn個ずつ計n3個の要素を持つ立方体の各要素に、互いに異なるn個の記号が前記X軸、Y軸及びZ軸の各方向で同じ記号が1度ずつ現われるように配置された、次数nのラテン方体を作成する作成方法において、前記次数n分の記号を順列及び該順列に従った選択順と、前記X軸、Y軸及びZ軸のいずれか一つの軸を変換基準軸と定めて設定すると共に、所望の既存のn次のラテン方体を記憶用配列に設定する第1のステップと、前記記憶用配列に設定されている前記既存のn次のラテン方体の各要素を、前記選択順で、かつ、前記変換基準軸に沿って選択してその要素の記号を読み出し、読み出した要素の記号に対応する値を入替情報Pとして設定する第2のステップと、前記第2のステップで設定された入替情報Pによって、前記X軸、Y軸及びZ軸の各軸上のn個の要素の記号の選択順の値を入れ替える位置の値とすることと、前記n個の各位置の順序の値を要素の記号の選択順の値として入れ替える第3のステップとを含み、前記第2のステップと第3のステップを前記既存のn次のラテン方体のすべての要素について行って、新たなラテン方体を作成することを特徴とするラテン方体の作成方法。
IPC (2件):
G09C 1/00 650 ,  G06F 17/10
FI (2件):
G09C 1/00 650 Z ,  G06F 17/10 Z
Fターム (2件):
5B056BB11 ,  5J104NA08
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • ラテン方体の作成方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-090780   出願人:エヌイーシーネットワーク・センサ株式会社
  • ラテン方陣の作成方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-242529   出願人:エヌイーシーネットワーク・センサ株式会社

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