特許
J-GLOBAL ID:200903011122216141

PHS(登録商標)向けの移動局におけるハンドオーバ方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-020537
公開番号(公開出願番号):特開2001-028776
出願日: 2000年01月28日
公開日(公表日): 2001年01月30日
要約:
【要約】【課題】 ハンドオーバ時に通話がとぎれる時間を短くし、切り戻り時の通話切れを防止する。【解決手段】 通話中に(100)間欠的に(102)信号受信品質を検出する(104)。その結果、高速ハンドオーバ処理基準が満たされている場合(122)、それまでの無線接続先CSとの間の通話に係る無線接続を維持しながら、通話に用いていない残りの送受信系統を用いて他のCSの検出(124)及びそのCSとの無線接続を確立するための発呼手順(128〜138)を実行し、通話がとぎれる時間を短縮する。切り戻り時も同様の手順を実行し、高速移動中の切り戻り動作による通話切れを防ぐ。
請求項(抜粋):
それぞれ使用者により運搬される一般に複数の移動局を、地理的に分散して配置され相互に接続されている複数の固定局のうちいずれかと、自律分散的にTDMA-TDD方式に従い無線接続するPHSにて、いずれかの固定局との間で通話に係る無線接続が確立されている状態にある移動局により実行されるハンドオーバ方法であって、現在の無線接続先固定局との間の通話に係る無線接続を切断した上で、現状で無線接続し得る固定局を探し、該当する固定局があればその固定局との間に通話に係る無線接続を確立する通常ハンドオーバ手順と、現在の無線接続先固定局との間の通話に係る無線接続を第1の回路で維持しつつ、近い将来無線接続し得る固定局を第2の回路で探し、該当する固定局があれば、第2の回路を用いてその固定局との間に通話に係る無線接続を新たに確立する処理及びこの処理が終了する以前の所定時点まで第1の回路による無線接続を維持する処理を実行し、該当する固定局がなければ、引き続き現在の無線接続状態を維持する高速ハンドオーバ手順とを有し、現在の無線接続先固定局からの信号受信品質を間欠的に検出し、その結果現在の無線接続先固定局との無線接続を維持できる限界を下回る信号受信品質が検出された場合には通常ハンドオーバ手順を、当該限界より高く設定されている高速ハンドオーバ処理基準を下回る信号受信品質が検出された場合には高速ハンドオーバ手順を、それぞれ実行することを特徴とするハンドオーバ方法。
IPC (2件):
H04Q 7/22 ,  H04Q 7/28
FI (2件):
H04Q 7/04 K ,  H04B 7/26 107
引用特許:
出願人引用 (4件)
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