特許
J-GLOBAL ID:200903011216935460

孔食の監視方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 重野 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-332077
公開番号(公開出願番号):特開平10-170470
出願日: 1996年12月12日
公開日(公表日): 1998年06月26日
要約:
【要約】【課題】 熱交換器又は配管等の局部腐食による孔食を、当該設備の運転、通水を休止することなく、非破壊にて精度良く監視することができる孔食監視方法を提供する。【解決手段】 小孔よりなる液絡部40を介して水系に接した金属片32と、金属部材(配管)30とをリード線36で接続し、電流計38で電流を検出する。この電流計38の検出値から腐食生成物41の日々の抵抗係数を求め、配管30の孔食を監視する。
請求項(抜粋):
水系媒体に接する熱交換器又は配管等の金属部材の孔食を監視する方法であって、該水系媒体と小孔を介して連通する液溜部と、該液溜部内の液と接するように設けられた前記金属部材と同材質の金属片とを備え、該金属片の前記液溜部内の液と接する面の面積が前記小孔の開口面積よりも大きいモニター装置を用い、該金属片と前記金属部材とを電気的に接触させて、両者の間に流れる電流を測定して金属部材の孔食深さを監視する方法において、予め前記金属部材の腐食反応の抵抗係数と、前記金属部材と水系媒体との接触により生じる電位差とを求めておくと共に、前記金属部材に複数の前記モニター装置を設け、各モニター装置の電流値を所定時間毎に検出し、この電流値と、前記金属部材の腐食反応の抵抗係数とに基いて前記金属部材の腐食生成物の抵抗係数を所定時間毎に求め、この抵抗係数を指標として孔食を監視することを特徴とする孔食の監視方法。
IPC (3件):
G01N 27/26 351 ,  G01N 27/00 ,  G01N 27/20
FI (3件):
G01N 27/26 351 K ,  G01N 27/00 L ,  G01N 27/20 Z
引用特許:
出願人引用 (6件)
  • 孔食深さ算出方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-017745   出願人:栗田工業株式会社
  • 特開平2-310452
  • 孔食深さ算出方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-332076   出願人:栗田工業株式会社
全件表示

前のページに戻る