特許
J-GLOBAL ID:200903011324241016

ポリエチレンテレフタレートの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人志成特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-259383
公開番号(公開出願番号):特開2007-070479
出願日: 2005年09月07日
公開日(公表日): 2007年03月22日
要約:
【課題】低分子量のポリエチレンテレフタレート(PET)プレポリマー粒子を熱処理して、粒子の融着を生ずることなく高速度で固相重縮合し、高分子量のPETを製造しうる方法を提供する。【解決手段】固有粘度が0.18dL/g〜0.40dL/gのPETプレポリマーを固体状態での熱処理工程を経て固有粘度0.70dL/g以上のPETとするPETの製造方法であって、熱処理工程が下記の第1段固相重縮合工程及び第2段固相重縮合工程を、この順序で含む方法。 第1段;プレポリマーを温度(T1)200〜225°C、不活性ガス雰囲気下又は減圧下、平均滞留時間0.5〜10時間で熱処理し、その固有粘度上昇値を0.03dL/g以上となす、 第2段;温度(T2)215°C〜420°Cで、不活性ガス雰囲気下又は減圧下、平均滞留時間が2時間以上となる条件下で熱処理する、 但し、 T1+15≦T2 (式1)である。【選択図】なし
請求項(抜粋):
固有粘度が0.18dL/g以上0.40dL/g以下のポリエチレンテレフタレートプレポリマーを固体状態における熱処理工程を経て固有粘度0.70dL/g以上のポリエチレンテレフタレートとするポリエチレンテレフタレートの製造方法であって、熱処理工程が下記の1)第1段固相重縮合工程及び2)第2段固相重縮合工程を、この順序で含むことを特徴とするポリエチレンテレフタレートの製造方法。 1)第1段固相重縮合工程; 該ポリエチレンテレフタレートプレポリマーを、温度(T1)200°C以上225°C以下で、不活性ガス雰囲気下または減圧下、平均滞留時間が0.5時間以上10時間以下で熱処理し、該プレポリマーの固有粘度上昇値を0.03dL/g以上となす工程 2)第2段固相重縮合工程; 第1段固相重縮合工程を経たプレポリマーを、温度(T2)215°C以上240°C以下で、不活性ガス雰囲気下または減圧下、平均滞留時間が2時間以上となる条件で熱処理する工程、 但し、上記温度T1(°C)及びT2(°C)は下記(式1)を満足する。 T1+15≦T2 (式1)
IPC (1件):
C08G 63/80
FI (1件):
C08G63/80
Fターム (16件):
4J029AA03 ,  4J029AB05 ,  4J029AC01 ,  4J029AD02 ,  4J029AE01 ,  4J029AE02 ,  4J029BA03 ,  4J029CB06A ,  4J029JF321 ,  4J029JF361 ,  4J029JF471 ,  4J029KC02 ,  4J029KD02 ,  4J029KE12 ,  4J029KF02 ,  4J029KF07
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特許3626758号公報
  • ポリエステル樹脂の製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-148944   出願人:三菱化学株式会社
  • 固体状態重合速度を速める方法
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2003-519130   出願人:イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー
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