特許
J-GLOBAL ID:200903011343193286

鱗片状ニッケル粉末の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-228744
公開番号(公開出願番号):特開2000-063916
出願日: 1998年08月13日
公開日(公表日): 2000年02月29日
要約:
【要約】【課題】 導電接着剤用に用いられる平均粒径が5μm以下である鱗片状ニッケル粉末の製造方法を提供する。【解決手段】 PHを一定に保ちながらアンモニウムイオン供給体とニッケル塩溶液を反応系に同時にかつ連続的に滴下することで球形の水酸化ニッケルを生成させる。この操作で得られた水酸化ニッケル粒子を水素還元することでニッケルメタル粒子となる。この水素還元により得られるニッケルメタル粒子は、乳鉢粉砕などの軽い粉砕でばらばらになり、水酸化ニッケルの1次結晶粒子の形骸を保持した鱗片状のニッケル粉末となる。水酸化ニッケル生成時にアルカリ土類金属元素、または、亜鉛を添加することにより、さらに高温で水素還元することが可能となり、鱗片状ニッケル粉の生成温度範囲が広がり、工業化の際有利であるとともに、分散性のよい鱗片状ニッケル粉が得られる。
請求項(抜粋):
反応温度を20°Cから80°Cの範囲で一定に保ち、かつ、苛性アルカリ水溶液でPHを10から13の範囲で一定に保たれた反応系内に、ニッケル塩水溶液と、アンモニウムイオン供給体とを連続的に供給しつつニッケル塩の中和反応を進行させて水酸化ニッケル粒子を生成させ、得られた水酸化ニッケルを水素雰囲気中400°C以上600°C以下の温度で還元し、得られた金属ニッケル粒子を粉砕することを特徴とする平均粒径が5μm以下である鱗片状ニッケル粉末の製造方法。
Fターム (13件):
4K017AA03 ,  4K017BA03 ,  4K017CA03 ,  4K017CA07 ,  4K017DA01 ,  4K017DA09 ,  4K017EA03 ,  4K017EH01 ,  4K017EH16 ,  4K017FB01 ,  4K017FB02 ,  4K017FB03 ,  4K017FB06
引用特許:
審査官引用 (7件)
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