特許
J-GLOBAL ID:200903011382880525

ガスタービンにおけるシュラウド一体型動翼と分割環

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 酒井 宏明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-180127
公開番号(公開出願番号):特開2002-371802
出願日: 2001年06月14日
公開日(公表日): 2002年12月26日
要約:
【要約】【課題】 ガスパスの漏れ流れを防止することを目的とする。【解決手段】 シュラウド一体型動翼100は、シュラウド3が動翼2のチップの前縁101から後縁102にかけて設けられており、シールフィン先端103の半径とシュラウド後縁104端の半径とがほぼ同一である。分割環105は、内周面106の半径がシールフィン先端103の半径およびシュラウド後縁端104の半径に対して若干大きい。この結果、シュラウド3の外側面6と分割環105の内周面106との間であって、シールフィン7よりも下流側に存在するキャビティ断面積110を減少させることができる。このために、ガスパス5からスロート付近の空所を抜けた漏れ流れ107は、分割環105の内周面106により、その流れが遮断される。このように、ウイングレットタイプのシュラウド3を使用しても、ガスパス5の漏れ流れ107を防止することができる。
請求項(抜粋):
シュラウド一体型動翼と分割環とを備え、前記シュラウドの内側面は、ガスパスに沿って傾斜しており、前記シュラウドの外側面には、前記分割環の内周面と対向して前記シュラウドの外側面と前記分割環の内周面との間をシールするシールフィンが設けられているガスタービンにおいて、前記シュラウド一体型動翼は、前記シュラウドが前記動翼のチップの前縁から後縁にかけて設けられており、前記シールフィン先端の半径と前記シュラウド後縁端の半径とがほぼ同一である構造をなし、前記分割環は、内周面の半径が前記シールフィン先端の半径および前記シュラウド後縁端の半径に対して若干大きく、前記ガスパスの漏れ流れを防止する構造をなす、ことを特徴とするガスタービンにおけるシュラウド一体型動翼と分割環。
IPC (2件):
F01D 5/20 ,  F01D 11/08
FI (2件):
F01D 5/20 ,  F01D 11/08
引用特許:
審査官引用 (7件)
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