特許
J-GLOBAL ID:200903011457873180

液晶素子及び該液晶素子の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 近島 一夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-283930
公開番号(公開出願番号):特開平9-127471
出願日: 1995年10月31日
公開日(公表日): 1997年05月16日
要約:
【要約】【課題】製造途中で異物が混入してしまった液晶素子のセルギャップを均一化し、表示ムラ等を防止する。【解決手段】液晶素子Pに異物Dが混入している場合、該異物の混入箇所を加圧装置30により加圧する。この加圧により、所定硬度よりも柔らかい異物は圧潰され、異物Dが所定硬度よりも硬い場合にはその部分の緩衝層3が凹む。そして、いずれにしてもセルギャップは均一化される。また、この加圧に際しては、液晶素子Pは局部的にしか加熱されないため、液晶素子Pの熱変形が回避され、加圧力が異物Dに効率よく伝達される。したがって、上述のような異物Dの圧潰、並びに緩衝層3の変形が円滑に行なわれる。そして、セルギャップが均一に保たれるため、液晶の閾値特性も均一になり、液晶素子を駆動しても表示ムラは発生しない。
請求項(抜粋):
間隙を有するように離間して配置された一対の基板と、これら一対の基板の間隙に注入された液晶と、該液晶を挟み込むように配置されて前記液晶に電圧を印加する電極と、を備えた液晶素子において、前記一対の基板の少なくとも一方の基板と前記液晶との間に緩衝層を配置し、前記基板の間隙における異物の混入箇所が基板貼り合わせ後に加熱及び加圧されている、ことを特徴とする液晶素子。
IPC (3件):
G02F 1/13 101 ,  G02F 1/1339 505 ,  G02F 1/141
FI (3件):
G02F 1/13 101 ,  G02F 1/1339 505 ,  G02F 1/137 510
引用特許:
審査官引用 (2件)

前のページに戻る