特許
J-GLOBAL ID:200903011483409440
コーターベルト及びコーティングステーション
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-174634
公開番号(公開出願番号):特開平10-060791
出願日: 1997年06月30日
公開日(公表日): 1998年03月03日
要約:
【要約】【課題】 コーティングステーションの通過中、ウェブとの間に大きな圧縮接触圧力を及ぼすことなく作動する、抄紙機等のコーティングステーションを通してウェブを搬送し、支持するコーターベルトを提供する。【解決手段】 表面層18は第1材料及びそこに分散された粒子状充填剤19からなる不透過性コーティングであり、ウェブ接触面20にある粒子状充填剤の粒子は、ウェブがコーティングステーション1の出口側でのコーターベルト12から容易に外れるように、粒子の大きさ及び軸線方向寸法と対応する微小規模の所定の粗さをウェブ接触面上に提供し、ウェブ接触面は、ウェブに痕が残らないようにするための巨視的規模の所定の滑らかさを有し、ウェブをコーティングステーションの入口側で取り上げるためにウェブに付着し、ウェブをコーティングステーションの通過中にコーターベルトに保持するための所定の表面エネルギーを有する。
請求項(抜粋):
抄紙機のコーティングステーション(1)又はオフラインコーターを通してウェブ(W)を搬送し且つ支持するためのコーターベルト(12)であって、無端ベース部材(13)及び該ベース部材(13)のウェブ(W)に面する側部に配置され、ウェブ接触面を形成する第1表面層(18)を有し、コーティングステーション(1)の通過中、前記ウェブ(W)との間に大きな圧縮接触圧力を及ぼすことなく作動するように構成された、コーターベルト(12)において、前記表面層(18)は、第1材料及び該第1材料に分散させた粒子状充填剤(19)を含む不透過性コーティングであり、ウェブ接触面(20)に存在する前記粒子状充填剤(19)の粒子は、ウェブ(W)がコーティングステーション(1)の出口側でコーターベルト(12)から容易に剥離するように、前記粒子の大きさ及び軸線方向寸法と対応する微小規模の所定の粗さを前記ウェブ接触面上に提供し、前記ウェブ接触面(20)は、更に、ウェブ(W)に痕が残らないようにするための巨視的規模の所定の滑らかさを有し、前記ウェブ接触面(20)は、更に、ウェブ(W)をコーティングステーション(1)の入口側で取り上げるために前記ウェブ(W)に付着するため、及び前記ウェブ(W)を前記コーティングステーション(1)の通過中にコーターベルト(12)に対して保持するための所定の表面エネルギーを有する、ことを特徴とするコーターベルト。
IPC (2件):
FI (2件):
引用特許: