特許
J-GLOBAL ID:200903011486259806

感光性平版印刷版の自動現像装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩野 平 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-253472
公開番号(公開出願番号):特開平9-096910
出願日: 1995年09月29日
公開日(公表日): 1997年04月08日
要約:
【要約】【課題】 現像補充液を補充するタイミングを決定する基準電導度を、版処理疲労と炭酸ガス疲労との比を配慮してより適正な値に自動的に設定することができ、現像液の活性度を長期に渡って良好な状態に維持させることができる自動現像装置を提供すること。【解決手段】 現像補充液の補充動作を制御する制御手段は、現像補充液の補充が必要となるまでの経過時間Tから、あるいは、単位時間当たりの処理量Sから算出される単位時間当たりの版処理によって必要となる予め設定された現像補充液量Vs と、補充処理時毎に補充される一定の現像補充液量Vh との差異から、補充処理時毎に補充される一定の現像補充液量Vh に対する炭酸ガス疲労補充液量の比である炭酸ガス疲労補充液比率fc を算出し、該炭酸ガス疲労補充液比率fc に基づいて算出した炭酸ガス疲労補充液置換率XCnと版処理疲労補充液置換率XBnとで現像槽内の現像液の電導度を補正することで、基準電導度σcompを設定する。
請求項(抜粋):
現像槽内の現像液の電導度が、現像液の感度が適正であるときの電導度である基準電導度σcomp(現像液の感度が適正であるときの電導度)よりも下回ったときに、予め設定した一定量の現像補充液を補充する補充装置を備えた感光性平版印刷版の自動現像装置において、前記補充装置は、前記現像槽中の現像液の電導度を検出する電導度センサと、前記現像槽に現像補充液を送給する送給手段と、前記現像補充液を補充してから次に補充するまでの経過時間を検出するタイマーと、現像補充液を補充する基準となる基準電導度を設定すると共に、設定した基準電導度よりも前記現像槽中の現像液の電導度が下がったときに現像補充液の補充がなされるように前記送給手段の動作を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記電導度センサやタイマーの検出値に基づいて前回の現像補充液補充処理後に再び現像補充液の補充が必要となるまでの経過時間Tを計測し、この経過時間Tと補充処理時毎に補充される一定の現像補充液量Vh とから、現像液の炭酸ガス疲労の補償に充当される現像補充液量である炭酸ガス疲労補充液量の前記現像補充液量Vh に対する比である炭酸ガス疲労補充液比率fc を算出し、さらに、この炭酸ガス疲労補充液比率fc と前記現像槽内に投入済みの現像液量Vと新たに補充する現像補充液量Vh とから、炭酸ガス疲労補充液の置換率である炭酸ガス疲労補充液置換率XCnと、感光性平版印刷版の処理量に対する現像液の疲労である版処理疲労の補償に充当される現像補充液量である版処理疲労補充液量の置換率としての版処理疲労補充液置換率XBnとを算出し、前記基準電導度σcompを先に算出した各置換率XCn,XBnで補正して設定することを特徴とした感光性平版印刷版の自動現像装置。
IPC (2件):
G03F 7/30 501 ,  G01N 27/06
FI (2件):
G03F 7/30 501 ,  G01N 27/06 Z
引用特許:
出願人引用 (10件)
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