特許
J-GLOBAL ID:200903011616055906

携帯無線機用アンテナ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 友二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-200979
公開番号(公開出願番号):特開平10-032410
出願日: 1996年07月12日
公開日(公表日): 1998年02月03日
要約:
【要約】【課題】 伸長および収納状態で所望の利得を得る携帯無線機用アンテナにおいて、伸長,収納の両状態で良好な整合状態を実現する。【解決手段】 携帯無線機筐体(8) 上に、一端に給電(6) されたヘリカル素子(2) とその中央を移動するホイップ素子(1) を設け、伸長時はホイップ素子(1) とヘリカル素子(2) の所定の箇所(4) が接続すると共に、ヘリカル素子(2) 内部にホイップ素子と共に可動するグランド導体(3) が進入する。この結果、伸長,収縮両状態で良好な整合状態を実現できる。
請求項(抜粋):
送受信される搬送周波数の波長をλとした場合、携帯無線機筐体に設置されるこの搬送周波数にその径,ピッチ,長さを対応させたヘリカルアンテナ素子と、λ/n(n=整数)の長さを有し収縮時に当該携帯無線機筐体内に完全に収納される前記ヘリカルアンテナ素子内に設けられるホイップアンテナ素子とが組み合わされて構成され、前記ホイップアンテナ素子伸長時にはこのホイップアンテナ素子へ給電が行われ、前記ホイップアンテナ素子収納時には前記ヘリカルアンテナ素子へ給電が行われる携帯無線機用アンテナにおいて、前記ヘリカルアンテナ素子(2) の下端に設けられるヘリカルアンテナ素子給電端子(6) と、このヘリカルアンテナ素子(2) の所定の位置に設けられこのヘリカルアンテナ素子(2) を介して前記ホイップアンテナ素子(1) への給電を行うホイップアンテナ素子給電端子(4) と、前記ホイップアンテナ素子(1) の下端部に非導体部を挟んで設けられるグランド導体(3) と、前記ホイップアンテナ素子(1) 伸長時に前記グランド導体(3) を接地するグランド接地端子(5) と、前記ホイップアンテナ素子(1) 伸長時に前記グランド導体(3) が前記ヘリカルアンテナ素子(2) の前記ホイップアンテナ素子給電端子(4) 付近まで突出する手段とを有し、前記ホイップアンテナ素子給電端子(4) の位置(h)と、前記ヘリカルアンテナ素子(2) と前記グランド導体(3) との間の隙間(w)を調整することで、前記ホイップアンテナ素子(1) 伸長時の整合性を適正化することを特徴とする携帯無線機用アンテナ。
IPC (3件):
H01Q 1/24 ,  H01Q 1/10 ,  H01Q 11/08
FI (3件):
H01Q 1/24 A ,  H01Q 1/10 Z ,  H01Q 11/08
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 無線電話用伸縮アンテナ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-257692   出願人:京セラ株式会社
  • 伸縮式ホイップアンテナ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-021823   出願人:日本アンテナ株式会社
  • 携帯無線機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-273698   出願人:エヌ・ティ・ティ移動通信網株式会社
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