特許
J-GLOBAL ID:200903011732247650
巻線コイル部品
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
五十嵐 清
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-156852
公開番号(公開出願番号):特開2004-363178
出願日: 2003年06月02日
公開日(公表日): 2004年12月24日
要約:
【課題】漏れ磁束量の増加を抑制しながら直流重畳特性を改善する。【解決手段】コア部材2のコア巻芯部3に巻線5を巻回して成る巻線コイル部品1において、コア巻芯部3の少なくとも一周面側には、コア巻芯部3に巻回された巻線5から成るコイルを間隔を介して覆う磁性含有層11を形成する。この磁性含有層11を、非磁性層10を介してコア部材2の両端部にそれぞれ接続する。コイルにより生じた磁束は、コア巻芯部3から、コア部材2の一端側の非磁性層10と、磁性含有層11と、コア部材2の他端側の非磁性層10とを順に通ってコア巻芯部3に戻る磁路を構成する。この磁路は非磁性層10を通る開磁路となっている。開磁路とすることにより、直流重畳特性を改善できる。また、非磁性層10から磁束が漏れ易い方向に磁性含有層11を設けたので、漏れ磁束量の増加を抑制できる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
磁性体により構成され両端間にコア巻芯部を形成したコア部材を有し、このコア部材のコア巻芯部に巻線が巻回形成されて成る巻線コイル部品において、コア部材の少なくとも一周面側には、コア巻芯部に巻回された巻線から成るコイルを間隔を介して覆う磁性含有層が形成され、この磁性含有層は、非磁性体材料から成る非磁性層を介しコア部材の両端側にそれぞれ接続されており、前記コイルにより生じた磁束はコア巻芯部から、コア部材の一端側の非磁性層と、磁性含有層と、コア部材の他端側の非磁性層とを順に通ってコア巻芯部に戻る磁路を構成し、当該磁路は非磁性層を通る開磁路と成していることを特徴とする巻線コイル部品。
IPC (4件):
H01F27/24
, H01F17/04
, H01F27/255
, H01F37/00
FI (5件):
H01F27/24 H
, H01F17/04 F
, H01F37/00 A
, H01F37/00 R
, H01F27/24 D
Fターム (3件):
5E070AA01
, 5E070BA03
, 5E070BA08
引用特許:
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