特許
J-GLOBAL ID:200903011748397253
無菌接続コネクタシステム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人池内・佐藤アンドパートナーズ
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-017075
公開番号(公開出願番号):特開2003-210574
出願日: 2002年01月25日
公開日(公表日): 2003年07月29日
要約:
【要約】【課題】 コネクタのサイズを増大させることなく、簡易な操作により、細菌汚染を確実に防止した接続を可能とする。【解決手段】 後端部にチューブ接続部を有する雄型患者側コネクタ1と、患者側コネクタ用の保護キャップ2と、環状部の内部に殺菌剤含浸部材を保持し保護キャップに収容されたインナーキャップ3と、外筒の一端に内筒が固定され、内筒が外筒内部の内端部および露出した外端部からなる雌型の回路側コネクタ4とを備える。保護キャップが患者側コネクタに装着されると、殺菌剤含浸部材が患者側コネクタに当接する。保護キャップが外されるとき、インナーキャップは患者側コネクタに保持される。その患者側コネクタを、回路側コネクタと接続したとき、内筒の内端部が、殺菌剤含浸部材およびセプタムを貫通する。接続を解除するとき、インナーキャップが患者側コネクタから脱離する。
請求項(抜粋):
後端部にチューブ接続部を有する雄型の患者側コネクタと、一端が閉塞された略円筒形状を有し前記患者側コネクタの先端側に着脱可能な保護キャップと、殺菌剤含浸部材を内側に保持した環状部を有し初期状態において前記保護キャップの奥部に保持されたインナーキャップと、外筒の一端部に内筒が固定された二重筒構造を有し、前記内筒が前記外筒内部に位置する内端部および前記外筒から露出した外端部を有する雌型の回路側コネクタとを備え、前記回路側コネクタの前記内筒の外端部は腹膜透析装置の回路先端と接続可能であり、前記回路側コネクタの外筒と前記患者側コネクタを嵌合させることにより液体流路が接続される無菌接続コネクタシステムであって、前記保護キャップが前記患者側コネクタに装着されたとき、前記インナーキャップが前記患者側コネクタの先端側に保持された状態になり、前記保護キャップが前記患者側コネクタから取り外されるとき、前記インナーキャップは前記患者側コネクタの先端側での保持力により前記保護キャップから脱離し、前記インナーキャップが先端に保持された前記患者側コネクタを、前記回路側コネクタと接続したとき、前記内筒の内端部が、前記インナーキャップの殺菌剤含浸部材を貫通して流路が開通し、前記患者側コネクタと前記回路側コネクタの接続が解除されたとき、前記インナーキャップが前記回路側コネクタの内部に保持されて、前記患者側コネクタの先端から脱離することを特徴とする無菌接続コネクタシステム。
IPC (2件):
A61M 1/28
, A61M 1/14 593
FI (2件):
A61M 1/28
, A61M 1/14 593
Fターム (9件):
4C077AA06
, 4C077BB01
, 4C077CC08
, 4C077DD16
, 4C077DD23
, 4C077EE03
, 4C077KK09
, 4C077NN14
, 4C077PP29
引用特許:
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