特許
J-GLOBAL ID:200903011830843938

歪み補正装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤谷 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-303151
公開番号(公開出願番号):特開2000-201029
出願日: 1999年10月25日
公開日(公表日): 2000年07月18日
要約:
【要約】【課題】 増幅器の奇数次歪みを安価に補正すること。【解決手段】伝送路に双方向性トランス200を挿入する。その1次コイルの両端を入出力とし、2次コイルの両端には歪み発生回路300を接続する。歪み発生回路300は、順逆両方向に並列に接続されたショットキーダイオード310,320とバイパス回路340及び歪み量調整回路で構成する。この構成により合成電流電圧特性が形成され、2次コイル上で同相の奇数次高調波が付加される。そして、1次コイルに伝達され入力信号と合波される。その結果、同相の奇数次高調波を有した歪み付加信号となる。一方、増幅器の入出力電流電圧特性も非線形特性を有し、その信号には逆相の奇数次高調波が付加される。この逆相と同相の奇数次高調波が合波されるので、互いに相殺して、それによる奇数次歪みが補正される。
請求項(抜粋):
増幅器の入力側又は出力側に接続され、増幅器の非線形性による高調波歪みを補正する歪み補正装置であって、伝送路の信号ラインに挿入された1次コイルと、該1次コイルと電磁結合する2次コイルとから成るトランスと、前記2次コイルの端子間に並列に接続され、奇数次高調波を発生する歪み発生回路とから成り、前記1次コイルの入力と出力で規定される入出力特性を前記増幅器の前記入出力特性の略逆関数の定数倍としたことを特徴とする歪み補正装置。
IPC (2件):
H03F 1/32 ,  H04B 1/04
FI (2件):
H03F 1/32 ,  H04B 1/04 R
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 歪補償回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-276146   出願人:八木アンテナ株式会社
  • 特開昭55-102908
  • 歪補償増幅器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-008778   出願人:富士通株式会社

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