特許
J-GLOBAL ID:200903011868549375
位相同期ループ回路及び雑音成分除去方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
木村 満
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-024128
公開番号(公開出願番号):特開2004-236141
出願日: 2003年01月31日
公開日(公表日): 2004年08月19日
要約:
【課題】スプリアスを抑える。【解決手段】位相同期ループ回路は発振器の出力を分周して基準信号を出力する基準信号出力回路11と、基準信号と分周信号の位相差信号を出力する位相比較器12と、ループフィルタ13と、ループフィルタ13を通過した位相差信号に従って発振する電圧制御発振器14と、電圧制御発振器14の出力を分周して分周信号として位相比較器12に出力する分周器15と、指示された出力周波数を得るために基準信号出力回路11の分周比N1と分周器15の小数の分周比N2とを求める設定回路17と、小数の分周比N2を平均値で得るために、複数の整数の分周比を切り換えて分周器15に設定する分周比切換制御回路16とを備える。設定回路17は、分周比の切り換えによるスプリアスの周波数がループフィルタ13の減衰周波数帯域に位置するように、分周比N1とN2とを設定する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
第1の発振器と該第1の発振器の発振信号を分周して基準周波数を有する基準信号を出力する第1の分周器とを有する基準信号出力回路と、
前記基準信号の位相と所定の分周信号との位相とを比較し、両信号の位相差に対応する信号レベルを有する信号を出力する位相比較器と、
通過周波数帯域と減衰周波数帯域とを有し、前記位相比較器の出力信号をフィルタリングするフィルタと、
前記フィルタを通過した前記位相比較器からの信号の信号レベルに従った周波数で発振する第2の発振器と、
前記第2の発振器の出力信号を所定の分周比で分周して、前記所定の分周信号として前記位相比較器に出力する第2の分周器と、
出力周波数指示信号が指示する出力周波数を得るために、第1の分周器に設定する整数表現の第1の分周比を求めて前記第1の分周器に設定し、前記第2の分周器に設定する小数表現の第2の分周比を求めて出力する設定回路と、
前記設定回路から出力された第2の分周比を平均値で得るために、少なくとも2つの整数の分周比を切り換えて前記第2の分周器に設定する分周比切換制御回路と、
を備え、
前記設定回路は、第1の分周器に設定する第1の分周比と前記第2の分周器に設定する小数表現の第2の分周比とを、前記分周比切換制御回路による分周比の切り換えにより発生するノイズの周波数が前記フィルタの減衰周波数帯域に位置するように設定する、
ことを特徴とする位相同期ループ回路。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (5件):
5J106QQ02
, 5J106QQ08
, 5J106RR13
, 5J106RR14
, 5J106RR18
引用特許:
審査官引用 (4件)
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特開昭61-131914
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特表平6-500899
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周波数シンセサイザ
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-270684
出願人:アイコム株式会社
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PLL回路制御方式
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-180620
出願人:八重洲無線株式会社
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