特許
J-GLOBAL ID:200903011872381110
関節リウマチにおいて形成される自己抗体を検出するための方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (10件):
岡部 正夫
, 加藤 伸晃
, 岡部 讓
, 臼井 伸一
, 藤野 育男
, 越智 隆夫
, 高梨 憲通
, 小林 恒夫
, 齋藤 正巳
, 木村 克彦
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-525592
公開番号(公開出願番号):特表2009-505049
出願日: 2006年08月10日
公開日(公表日): 2009年02月05日
要約:
I型コラーゲンおよびII型コラーゲンのC-テロペプチド由来のシトルリン化ペプチドに対して反応する自己抗体が、関節リウマチを有する患者において見出される。これらは、I型コラーゲンのα1鎖由来の配列-YYXAもしくはα2鎖由来の配列-FYXA、またはII型コラーゲンのα1鎖由来の配列-YMXA(式中、Xはシトルリンである)を検出する。これらの抗体は、抗フィラグリン抗体とは異なる。本発明のペプチドは、関節リウマチの診断において使用できる。シトルリン化ペプチドの経口投与は、寛容を誘導し、関節リウマチの治療を導き得る。
請求項(抜粋):
関節リウマチに関連して形成された自己抗体を検出するための方法であって、
1種または複数の免疫複合体の形成に適した条件下で1種または複数のペプチドを生体液試料と接触させるステップ、および
形成された自己抗体を検出し、その量を任意選択で測定するステップからなり、
前記ペプチドが、
I型コラーゲンのα1鎖のカルボキシ末端テロペプチド由来の配列からなるペプチド、
I型コラーゲンのα2鎖のカルボキシ末端テロペプチド由来の配列からなるペプチド、
II型コラーゲンのα1鎖のカルボキシ末端テロペプチド由来の配列からなるペプチド、
からなる群から選択され、ペプチド配列中の少なくとも最後のアルギニン残基がシトルリンに変換されている、方法。
IPC (8件):
G01N 33/564
, C07K 14/78
, G01N 33/543
, G01N 33/536
, A61K 38/00
, A61P 29/00
, A61P 19/02
, A61P 37/06
FI (9件):
G01N33/564 B
, C07K14/78
, G01N33/543 575
, G01N33/543 545A
, G01N33/536 B
, A61K37/02
, A61P29/00 101
, A61P19/02
, A61P37/06
Fターム (25件):
4C084AA02
, 4C084AA03
, 4C084AA07
, 4C084BA01
, 4C084BA08
, 4C084BA18
, 4C084BA23
, 4C084BA31
, 4C084CA18
, 4C084MA52
, 4C084MA66
, 4C084NA14
, 4C084ZA961
, 4C084ZA962
, 4C084ZB081
, 4C084ZB082
, 4C084ZB151
, 4C084ZB152
, 4H045AA10
, 4H045AA30
, 4H045BA09
, 4H045BA16
, 4H045CA40
, 4H045EA20
, 4H045EA50
引用特許:
出願人引用 (5件)
全件表示
審査官引用 (6件)
全件表示
引用文献:
審査官引用 (6件)
-
医学と薬学, 20050425, Vol.53, No.4, Page.413-425
-
Rheumatology, 2008, Vol.47, Page.656-659
-
Annals of the rheumatic disease, 200510, Vol.64, No.10, Page.1443-1450
-
CLINICAL CHEMISTRY AND LABORATORY MEDICINE, 200512, V43 N12, P1400-1405
-
Rheumatology, 2006, Vol.45, No.11, Page.1364-1369
-
Annals of the rheumatic disease, 2007, Vol.66, No.11, Page.1450-1455
全件表示
前のページに戻る