特許
J-GLOBAL ID:200903011902881872

高速切削ですぐれた耐摩耗性を発揮する表面被覆超硬合金製切削工具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-238198
公開番号(公開出願番号):特開平11-077405
出願日: 1997年09月03日
公開日(公表日): 1999年03月23日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 高速切削ですぐれた耐摩耗性を発揮する表面被覆超硬合金製切削工具を提供する。【解決手段】 表面被覆超硬合金製切削工具が、WC基超硬合金基体の表面に、硬質被覆層の第1層として0.1〜2μmの平均層厚を有する粒状結晶組織のTiN層、同第2層として1〜15μmの平均層厚を有する縦長成長結晶組織のTiCN層、同第3層として0.1〜2μmの平均層厚を有する粒状結晶組織のTi2 O3 層、同第4層として0.5〜15μmの平均層厚を有するα型結晶組織のAl2 O3 層、同第5層として0.1〜3μmの平均層厚を有する粒状結晶組織のTiN層、以上第1層〜第5層で構成された硬質被覆層を3〜20μmの全体平均層厚で化学蒸着および/または物理蒸着する。
請求項(抜粋):
炭化タングステン基超硬合金基体の表面に、硬質被覆層の第1層として0.1〜2μmの平均層厚を有する粒状結晶組織の窒化チタン層、同第2層として1〜15μmの平均層厚を有する縦長成長結晶組織の炭窒化チタン層、同第3層として0.1〜2μmの平均層厚を有する粒状結晶組織の三酸化二チタン層、同第4層として0.5〜15μmの平均層厚を有するα型結晶組織の酸化アルミニウム層、同第5層として0.1〜3μmの平均層厚を有する粒状結晶組織の窒化チタン層、以上第1層〜第5層で構成された硬質被覆層を3〜20μmの全体平均層厚で化学蒸着および/または物理蒸着してなり、かつ、Cukα線を線源として用いたX線回折で、上記第3層の三酸化二チタン層が、34.5±1度の回折角(2θ)に最高回折ピーク高さが現れるX線回折パターンを示し、同じく上記第4層の酸化アルミニウム層が、37.8±1度の回折角(2θ)に最高回折ピーク高さが現れるX線回折パターンを示し、上記第1層、第2層、および第5層は、いずれも通常のX線回折パターンを示すことを特徴とする高速切削ですぐれた耐摩耗性を発揮する表面被覆超硬合金製切削工具。
IPC (4件):
B23B 27/14 ,  B23P 15/28 ,  C23C 16/30 ,  C23C 28/04
FI (4件):
B23B 27/14 A ,  B23P 15/28 A ,  C23C 16/30 ,  C23C 28/04
引用特許:
審査官引用 (10件)
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