特許
J-GLOBAL ID:200903011911254988

タイヤのクラウン補強部

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外9名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-532288
公開番号(公開出願番号):特表2002-503576
出願日: 1999年02月12日
公開日(公表日): 2002年02月05日
要約:
【要約】本発明は、偏平比が0.80よりも小さいタイヤであって、非延伸性金属補強要素の少なくとも1つのプライ(1)から成り、実働クラウン補強部(3)により半径方向に被覆された半径方向カーカス補強部を有し、実働クラウン補強部が、軸方向に連続していて、各プライ内で互いに平行な非延伸性金属補強要素で作られると共に円周方向に対して10°〜45°の角度α,α′をなすよう一プライから次のプライに交差している少なくとも2つの実働クラウンプライ(31)及び(32)から成るタイヤにおいて、2つの実働プライ(31)及び(32)はそれぞれ、0.65So 〜0.80So 及び0.35So 〜0.45So の軸方向幅L31及びL32を有し、ここでSo は、カーカス補強部の中央線の最大軸方向幅であり、実働クラウン補強部(3)は、円周方向に対して角度βをなす非延伸性金属要素から成る少なくとも2つのハーフプライ(33)を設けることにより完成状態になっており、βは、角度α及びα′よりも少なくとも2°小さく、幅の最も広い軸方向に連続した実働プライ(31)の角度αの方向とは逆の方向に向いており、前記ハーフプライ(33)は、赤道面XX′の各側で0.22So 〜0.35So の軸方向幅L33を備えた状態で位置決めされていて、ハーフプライ(33)の軸方向内縁部が幅の狭い方の実働プライ(32)の幅の半分から0.05So 以上の値を引いた距離だけ赤道面XX′から離されていることを特徴とするタイヤに関する。
請求項(抜粋):
偏平比が0.80よりも小さいタイヤであって、非延伸性金属補強要素の少なくとも1つのプライ(1)から成り、実働クラウン補強部(3)により半径方向に被覆された半径方向カーカス補強部を有し、実働クラウン補強部が、軸方向に連続していて、各プライ内で互いに平行な非延伸性金属補強要素で作られると共に円周方向に対して10°〜45°の角度α,α′をなすよう一プライから次のプライに交差している少なくとも2つの実働クラウンプライ(31)及び(32)から成るタイヤにおいて、2つの実働プライ(31)及び(32)はそれぞれ、0.65So 〜0.80So 及び0.35So 〜0.45So の軸方向幅L31及びL32を有し、ここでSo は、カーカス補強部の中央線の最大軸方向幅であり、実働クラウン補強部(3)は、円周方向に対して角度βをなす非延伸性金属要素から成る少なくとも2つのハーフプライ(33)を設けることにより完成状態になっており、βは、角度α及びα′よりも少なくとも2°小さく、幅の最も広い軸方向に連続した実働プライ(31)の角度αの方向とは逆の方向に向いており、前記ハーフプライ(33)は、赤道面XX′の各側で0.22So 〜0.35So の軸方向幅L33を備えた状態で位置決めされていて、ハーフプライ(33)の軸方向内縁部が幅の狭い方の実働プライ(32)の幅の半分から少なくとも0.05So に等しい量を引いた距離だけ赤道面XX′から離されていることを特徴とするタイヤ。
引用特許:
出願人引用 (12件)
  • ベルト構造体が改良された、自動車用のラジアルタイヤ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-007672   出願人:ピレリ・コオルディナメント・プネウマティチ・ソチエタ・ペル・アツィオーニ
  • 特開昭56-095704
  • 重荷重用ラジアルタイヤ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-323829   出願人:東洋ゴム工業株式会社
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審査官引用 (12件)
  • ベルト構造体が改良された、自動車用のラジアルタイヤ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-007672   出願人:ピレリ・コオルディナメント・プネウマティチ・ソチエタ・ペル・アツィオーニ
  • 特開昭56-095704
  • 重荷重用ラジアルタイヤ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-323829   出願人:東洋ゴム工業株式会社
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