特許
J-GLOBAL ID:200903011914150180

スロットル弁の気流騒音防止装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-171878
公開番号(公開出願番号):特開平11-013500
出願日: 1997年06月27日
公開日(公表日): 1999年01月19日
要約:
【要約】【課題】 内燃機関の吸気通路等に設けられたスロットル弁が開弁する時に発生する騒音を抑制することができる気流騒音防止装置を提供すること。【解決手段】 スロットル弁3の下流側の空気通路2の内壁面6に、スロットル弁3の開弁初期に形成される上下一対の隙間7および8を通る流れに抵抗を与える抵抗手段として、円弧状の低い障壁部材9および10を設ける。それによって隙間を通る流れの流速や流量が減少し、一対の隙間7,8からの流れが合流する時に発生する騒音が低減する。部材9,10は並列に複数個設けてもよいし、多少変形させてもよい。また、他の抵抗手段として、空気通路の中心軸線に沿った1個以上のフィンを用いてもよい。さらに、抵抗手段に代えて、内壁面6に形成されたディンプルや、空気通路の中心軸線に沿って下流側へ延びるワイヤのような乱流発生手段を設けて、内壁面6に沿った乱流を発生させてもよい。
請求項(抜粋):
内燃機関に設けられた空気通路と、前記空気通路の内部に軸によって回転可能に支持されたスロットル弁とを備えており、前記軸を中心として前記スロットル弁を回転させて前記空気通路の断面積を変更することにより、前記空気通路を流れる空気の量を調節するようにした空気量調節機構において、前記スロットル弁の開弁の初期に前記軸から最も離れた前記スロットル弁の周辺部分に生じる一対の隙間の下流側に、それぞれの隙間を通過する空気の流れに作用する一対の抵抗手段を有し、一方の前記抵抗手段が他方の前記抵抗手段よりも空気の流れ方向の下流側に位置ずれされて配置されていることを特徴とするスロットル弁の気流騒音防止装置。
IPC (4件):
F02D 9/10 ,  F02D 9/04 ,  F15D 1/02 ,  F16K 47/02
FI (4件):
F02D 9/10 H ,  F02D 9/04 E ,  F15D 1/02 E ,  F16K 47/02 E
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 特開昭63-047572
  • バタフライバルブ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-063296   出願人:フジオーゼックス株式会社
  • ガスタービン翼
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-117461   出願人:三菱重工業株式会社
全件表示
審査官引用 (1件)
  • 特開昭63-047572

前のページに戻る