特許
J-GLOBAL ID:200903011959340932

低温用低降伏比鋼材およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 英一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-305609
公開番号(公開出願番号):特開2003-105439
出願日: 2001年10月01日
公開日(公表日): 2003年04月09日
要約:
【要約】【課 題】 非調質法で安定した強度と降伏比を達成した低温用低降伏比鋼材の製造方法を提供する。【解決手段】 C:0.02〜0.16%、Si:0.10〜0.5 %、Mn:0.70〜1.6 %、Al:0.01〜0.08%を含有し、あるいはさらに、Ni、Cr、Mo、Cu、Nb、V、Ti、Bの1種または2種以上を所定量含有し、Ceq:0.20〜0.40%になる鋼素材を、950 〜1250°Cに加熱後、これに圧下率30%以上のγ再結晶域圧延と圧下率30%以上のγ未再結晶域圧延を順次施して850 °C〜Ar3で圧延終了後、次式の下限待ち時間tc 秒以上かつ180 秒以下の時間待ってから、冷却速度10°C/s以上で 150°C未満まで冷却する。tc =(TFR-Ar3-5)/10(-0.842logh+0.889)、tc :下限待ち時間(秒)、TFR:圧延終了温度(°C)、h:板厚(mm)
請求項(抜粋):
C:0.02〜0.16%、Si:0.10〜0.5 %、Mn:0.70〜1.6 %、Al:0.01〜0.08%を含有し、あるいはさらに下記(a)〜(e)のいずれか一又は二以上を含有し、Ceq:0.20〜0.40%になる鋼素材を、950 〜1250°Cに加熱後、これに圧下率:30%以上のγ再結晶域圧延と圧下率:30%以上のγ未再結晶域圧延を順次施して850 °C〜Ar3で圧延終了後、圧延終了温度に応じて次式(1) で与えられる下限待ち時間以上かつ180 秒以下の時間待ってから、冷却速度:10°C/s以上で 150°C未満まで冷却することを特徴とする低温用低降伏比鋼材の製造方法。 tc =(TFR-Ar3-5)/10(-0.842logh+0.889)......(1) tc :下限待ち時間(秒)、TFR:圧延終了温度(°C)、h:板厚(mm)、ただし、式(1) 右辺値が10未満の場合、tc =10記(a)Ni:0.8 %以下(b)Cr:0.25%以下、Mo:0.08%以下の1種または2種(c)Cu:0.35%以下(d)Nb:0.05%以下、V:0.10%以下、Ti:0.025 %以下(e)B:0.0025%以下
IPC (3件):
C21D 8/02 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/54
FI (3件):
C21D 8/02 B ,  C22C 38/00 301 A ,  C22C 38/54
Fターム (22件):
4K032AA01 ,  4K032AA02 ,  4K032AA04 ,  4K032AA05 ,  4K032AA11 ,  4K032AA14 ,  4K032AA16 ,  4K032AA19 ,  4K032AA22 ,  4K032AA23 ,  4K032AA27 ,  4K032AA29 ,  4K032AA31 ,  4K032AA35 ,  4K032AA36 ,  4K032BA01 ,  4K032CA01 ,  4K032CA02 ,  4K032CA03 ,  4K032CB02 ,  4K032CC04 ,  4K032CD03
引用特許:
審査官引用 (11件)
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