特許
J-GLOBAL ID:200903012273764511

中空または管状の器官の壁等の孔を塞ぐための装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大島 陽一
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-540641
公開番号(公開出願番号):特表2004-512153
出願日: 2001年11月07日
公開日(公表日): 2004年04月22日
要約:
循環系の管を塞ぐためのインプラントが提供される。或る形態では、前記インプラントが、それぞれ近位端と遠位端とを有する薄いワイヤ状の複数の部材と、前記部材の遠位端が取り付けられる第1のホルダとを有する。前記部材の近位端は第2のホルダに取り付けられる。前記インプラントは、前記部材に第1のホルダと第2のホルダの中間点にて取り付けられた膨張可能な閉塞本体部を有する。キャリアロッドは、第1のホルダに着脱自在に取り付けられ、かつその上に第2のホルダを摺動自在に受容する。駆動器具は、キャリアロッド上に配置され、第2のホルダに接触しつつキャリアロッド上を第1のホルダに向かって移動し得る。前記部材は第1及び第2のホルダに取り付けられ、前記部材が長手軸に対してねじれ旋回運動をして概ね径方向に延びる複数のループを形成し、その複数のループが互いに結合して閉塞本体部の遠位端面に隣接する第1の固定構造と閉塞本体部の近位端面に隣接する概ね径方向に延びるループからなる第2の固定構造とを形成する。別形態では、インプラントがバルーン構造を有し、このバルーン構造は閉塞する位置でばね状機構によって、または上述の径方向に延びるループ機構によって内部から膨らませられる。
請求項(抜粋):
循環系における管を閉塞するためのインプラントであって、 それぞれ近位端及び遠位端を有する複数の薄くて硬質の部材と、 前記部材の前記遠位端が取り付けられる第1のホルダと、 前記部材の前記近位端が取り付けられる第2のホルダと、 前記第1及び第2のホルダの中間点において前記複数の部材に取り付けられる膨張可能な閉塞本体部であって、遠位端面と近位端面とを有する、該閉塞本体部と、 前記第1のホルダに着脱自在に取り付けられ、かつその上に前記第2のホルダが摺動自在に受容されるキャリアロッドと 前記キャリアロッド上に設けられ、前記第2のホルダに接触してそれを前記第1のホルダに向かって前記キャリアロッドに沿って動かすことができる駆動器具とを有し、 前記複数の部材が、前記閉塞本体部とともに、長手軸に沿って延びる細長い物体を形成し、かつ挿入状態にある静脈内デリバリー機構を通して挿入するのに適合されており、 前記複数の部材が前記第1及び第2のホルダに取り付けられ、前記第1及び第2のホルダが前記駆動器具によってともに動かされたとき、前記複数の部材が前記軸に対してねじれ旋回運動をして概ね径方向に延びる複数のループを形成し、前記複数のループが結合して前記閉塞本体部の前記遠位端面に隣接する第1の固定構造と前記閉塞本体部の前記近位端面に隣接する概ね径方向に延びるループからなる第2の固定構造とを形成し、前記第1及び第2の固定構造は最終的な閉塞状態に固定されることを特徴とするインプラント。
IPC (2件):
A61B17/00 ,  A61B17/04
FI (2件):
A61B17/00 320 ,  A61B17/04
Fターム (5件):
4C060BB05 ,  4C060CC03 ,  4C060CC32 ,  4C060MM24 ,  4C060MM25
引用特許:
審査官引用 (2件)

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