特許
J-GLOBAL ID:200903012296093207

有限要素解析モデル作成システム、有限要素解析モデル作成プログラム及び有限要素解析モデル作成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 福岡 正明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-083203
公開番号(公開出願番号):特開2004-295215
出願日: 2003年03月25日
公開日(公表日): 2004年10月21日
要約:
【課題】第1の面部材上に第2の面部材の辺が結合されてなる構造体を、既存のプログラムを利用して容易に、かつ上記結合部における節点の不整合を生じることなく、有限要素分割可能な方法を実現する。【解決手段】第1の面部材上に第2の面部材の辺が結合されてなる構造体を有限要素法を適用する場合に、予め第2の面部材を単体で有限要素分割すると共に、第1の面部材上に、第2の面部材の辺を結合したときに生じる交線を形成して、該交線上に第2の面部材の上記辺上に生成された節点をプロットし、このプロットした節点を両側に分割しながら上記交線に沿って第1の面部材を切開する。そして、この状態で第1の面部材を有限要素分割すると共に、その後、上記切開部を閉じて分割した節点を合体させることにより第2の面部材との交線を復元し、この交線上に第2の面部材の辺を結合する。【選択図】 図11
請求項(抜粋):
第1の面部材上に第2の面部材の辺が結合されてなる構造体に有限要素法を適用するための有限要素解析モデルの作成システムであって、上記構造体の形状に関する情報を取得する構造体情報取得手段と、該手段によって取得した構造体を構成する第1、第2の面部材のうちの少なくとも第2の面部材を単体で有限要素分割する第1有限要素分割手段と、第1の面部材上に、第2の面部材の辺を結合したときに生じる交線を形成すると共に、該交線上に上記第1有限要素分割手段によって生成された第2の面部材の上記辺上の節点をプロットする交線形成手段と、該交線形成手段によって形成された交線に沿って第1の面部材を切開すると共に、交線上にプロットされている節点のうちの切開により切り離される部分に位置する節点を切開部両側の縁部に位置する一対の節点に分割する切開手段と、該切開手段によって切開部が形成された第1の面部材を該切開部周囲に位置する節点を用いて有限要素分割する第2有限要素分割手段と、該第2有限要素分割手段によって有限要素分割された第1の面部材の切開部を閉じて元の交線を復元すると共に、切開部両側の縁部に分割された一対の節点を上記交線上の元の位置で合体させる切開部閉鎖手段と、該閉鎖手段によって切開部が閉鎖された第1の面部材の交線上に、上記第1有限要素分割手段によって有限要素分割された第2の面部材の上記辺を結合する結合手段とを有することを特徴とする有限要素解析モデル作成システム。
IPC (1件):
G06F17/50
FI (1件):
G06F17/50 612J
Fターム (1件):
5B046JA07
引用特許:
審査官引用 (2件)

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