特許
J-GLOBAL ID:200903012365550453

蒸発燃料処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-060908
公開番号(公開出願番号):特開平7-269399
出願日: 1994年03月30日
公開日(公表日): 1995年10月17日
要約:
【要約】【目的】 パージ率の変更制御時に空燃比の変動を少なくすることの可能な蒸発燃料処理装置を提供する。【構成】 燃料タンク13内で蒸発した燃料はベーパ配管133を介してキャニスタ14に蓄積される。運転中にパージ弁142を開弁すると吸気管11の負圧によってキャニスタ14内に蓄積された燃料が吸気管に導かれ燃料として使用される。パージ開始時にパージ弁を急激に開弁すると空燃比が大きく変動するため本発明においてはパージ率を徐々に大としてゆくと共にパージされる蒸発燃料の濃度を学習する手段を有し、学習の度合が少ないときは空燃比に擾乱を与えるおそれが高いものとしてパージ率の変化率を小とする。
請求項(抜粋):
内燃機関の燃料タンクから蒸発する蒸発燃料を吸着するキャニスタと、前記キャニスタと吸気管とを接続するパージ管に設置され、該パージ管を通り吸気管内へ吸入されるパージガス量を可変とするパージ弁と、吸気量に対するパージガス量の比であるパージ率を内燃機関運転状態に応じて演算するとともに、該パージ率の時間的変化率を所定のしきい値変化率以下に制限するパージ率演算手段と、内燃機関の運転状態がパージが許容される運転状態であるときに前記パージ率演算手段で演算されたパージ率に応じて前記パージ弁に対する開度指令を出力するパージ弁開度指令出力手段と、内燃機関の排気管に設置される空燃比検出手段と、前記空燃比検出手段で検出される空燃比を所定の目標空燃比に制御するための燃料噴射弁の開弁時間を演算する空燃比フィードバック制御手段と、前記空燃比フィードバック制御手段で演算される空燃比フィードバック係数に基づいて吸気管内にパージされる蒸発燃料の濃度を学習する濃度学習手段と、を具備する蒸発燃料処理装置において、前記パージ率演算手段が、前記しきい値変化率を前記濃度学習手段における濃度の学習度合が小であるときは濃度の学習度合が大であるときよりも小とする変化率制限手段をさらに具備する蒸発燃料処理装置。
IPC (6件):
F02D 41/14 310 ,  F02D 41/14 ,  F02D 41/02 301 ,  F02D 43/00 301 ,  F02D 43/00 ,  F02M 25/08 301
引用特許:
審査官引用 (3件)

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