特許
J-GLOBAL ID:200903012412462800

インクジェット式記録装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 喜三郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-253506
公開番号(公開出願番号):特開2001-071536
出願日: 1999年09月07日
公開日(公表日): 2001年03月21日
要約:
【要約】【課題】 インク貯留部から記録ヘッドに至るインク流路に配置した流路開閉手段としてダイヤフラム弁を用い、印字動作の信頼性を向上させた記録装置を提供すること。【解決手段】 インク貯留部7から記録ヘッド6に至るインク流路にはダイヤフラム弁による流路開閉手段21が配置されており、この流路開閉手段21は、記録ヘッド6がキャッピング手段13により封止されて吸引ポンプ23からの負圧が蓄圧された状態において開弁される。流路開閉手段21としてダイヤフラム弁を用いたことで、耐久性および開閉弁動作の確実性が保障され、さらに開閉弁動作において記録ヘッド側に及ぼす圧力変動を極端に低減できる。したがって、記録ヘッドのノズル開口に形成されたインクのメニスカスを破壊することのない印字動作の信頼性を向上させた記録装置を提供することができる。
請求項(抜粋):
インク貯留部からのインクを受けて印刷データに基づいてノズル開口からインク滴を吐出することで記録用紙に印字を行うインクジェット式記録ヘッドと、前記記録ヘッドのノズル形成面を封止すると共に、負圧発生手段からの負圧を受けて記録ヘッドからインクを吸引排出させるキャッピング手段と、前記インク貯留部と記録ヘッドとの間に配置されてインク供給路を開閉制御する流路開閉手段とを備え、前記キャッピング手段によって記録ヘッドのノズル形成面に負圧を与えた状態において、前記流路開閉手段を開弁するように構成されたインクジェット式記録装置であって、前記流路開閉手段には、作動体の押圧力を受けてほぼ中央部が面方向と直交する方向に変形される可撓性素材によるダイヤフラムが具備され、前記インク貯留部から記録ヘッドに向かうインク供給路が、前記ダイヤフラムの一面側における周方向から中央部に向かって形成されると共に、前記作動体の押圧力を受けて記録ヘッドに向かうインク供給路を構成する連通孔を、前記ダイヤフラムの一面側のほぼ中央部において閉塞するように構成したインクジェット式記録装置。
IPC (2件):
B41J 2/18 ,  B41J 2/185
Fターム (10件):
2C056EA14 ,  2C056EA15 ,  2C056EA27 ,  2C056EC18 ,  2C056EC24 ,  2C056EC57 ,  2C056JC08 ,  2C056JC20 ,  2C056KB04 ,  2C056KB08
引用特許:
審査官引用 (7件)
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