特許
J-GLOBAL ID:200903012645303311

同期電動機の位相角検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-338248
公開番号(公開出願番号):特開2001-157481
出願日: 1999年11月29日
公開日(公表日): 2001年06月08日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、一般的な電流センサを用いた場合でも、磁極位置を高精度に推定することで、安価なまま高精度に磁極位置を推定することができる同期電動機の位相角検出装置を提供することにある。【解決手段】 回転子とともに回転する2相の回転座標系上で、任意の固定座標系上に電動機19が起動しない微弱な回転磁界を生じさせるための2相交流電圧を2相電流指令演算部13で演算し、この2相交流電圧を2相/3相変換部15で3相交流電圧に変換して電動機19に印加する。ここで、電動機19に印加された3相交流電圧により固定子に生じる3相電流値を電流センサ21で検出して3相/2相変換部25で固定座標系の2相電流成分に変換し、この2相電流成分が極大値を迎えるまでの時間と磁極範囲の組み合わせに基づいて、固定座標系と回転座標系とのなす位相角を位相角演算部27で推定する。
請求項(抜粋):
同期電動機の回転子に設けられた回転角度検出器から出力される磁極方向範囲に基づいて、停止時の回転子の位相角を検出する同期電動機の位相角検出装置において、前記回転子とともに回転する2相の回転座標系上で、任意の固定座標系上に電動機が起動しない微弱な回転磁界を生じさせるための2相交流電圧を演算する演算手段と、この演算手段により演算された2相交流電圧を3相交流電圧に変換する2相/3相変換手段と、この2相/3相変換手段により変換された3相交流電圧を電動機に印加する電圧印加手段と、この電圧印加手段により印加された3相交流電圧により固定子に生じる3相電流値を検出する電流検出手段と、この電流検出手段により検出された3相電流値を前記固定座標系の2相電流成分に変換する3相/2相変換手段と、前記電圧印加手段により3相交流電圧が電動機に印加されてから3相/2相変換手段により変換された2相電流成分が極大値を迎えるまでの時間と前記磁極方向範囲の組み合わせに基づいて、前記固定座標系と前記回転座標系とのなす位相角を推定する位相角推定手段とを有することを特徴とする同期電動機の位相角検出装置。
IPC (2件):
H02P 6/18 ,  H02P 21/00
FI (2件):
H02P 6/02 371 S ,  H02P 5/408 C
Fターム (17件):
5H560BB04 ,  5H560BB12 ,  5H560DA12 ,  5H560DC12 ,  5H560EB01 ,  5H560EC01 ,  5H560HA09 ,  5H560XA13 ,  5H576BB10 ,  5H576DD02 ,  5H576DD07 ,  5H576EE01 ,  5H576FF01 ,  5H576FF05 ,  5H576HB01 ,  5H576LL22 ,  5H576LL41
引用特許:
審査官引用 (2件)

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