特許
J-GLOBAL ID:200903012735382938

2次元フォトニック結晶光共振器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 良平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-079343
公開番号(公開出願番号):特開2008-241892
出願日: 2007年03月26日
公開日(公表日): 2008年10月09日
要約:
【課題】従来よりもQ値が高い光共振器を提供する。【解決手段】誘電体から成る板状の本体11内に空孔12が周期的に配置されて成るベース領域131内に、複数の遷移領域140、1411〜1414、1421〜1424を一方向に連接するように設ける。これら遷移領域群において、空孔12の配置周期akは中央(a0)から端に向かって単調に減少する。この配置周期akは(1-Ck2)a0とすることが望ましい。これにより、導波路15に平行な方向にガウス分布で減衰する電磁界分布が導波路15内に形成される。また、各領域を貫くように、空孔12を欠損させて成る導波路15を設け、それを挟む両側の空孔を互いに近づくようにシフトさせることにより、導波路15の幅をシフトのない場合よりも狭くする。これにより、モード体積を保ったままガウス分布の幅を広くすることができるため、従来よりも高いQ値を持つ光共振器が得られる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
a)誘電体から成る板状の本体内に、該本体とは屈折率が異なる異屈折率領域が周期abで周期的に配置されて成るベース領域と、 b) ベース領域内に設けられた一方向に連接する2n+1個の領域から成る領域群であって、各領域内における異屈折率領域の配置周期ak(0≦k≦n;但し、kは中央を0、それから両端に向けて1→nと番号付ける)が中央(a0)から端に向かって単調に増加又は減少するように設定された遷移領域群と、 c) 前記ベース領域及び遷移領域群の2n+1個の領域を貫くように異屈折率領域を欠損させることにより形成された導波路であって、それを挟む両側の異屈折率領域を所定量だけ互いに近づくようにシフトさせた貫通導波路と、 を備えることを特徴とする2次元フォトニック結晶光共振器。
IPC (1件):
G02B 6/12
FI (2件):
G02B6/12 Z ,  G02B6/12 N
Fターム (6件):
2H147AB16 ,  2H147BF03 ,  2H147BF08 ,  2H147BF09 ,  2H147BF13 ,  2H147EA25B
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (3件)
  • フォトニック結晶導波路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-394499   出願人:日本電信電話株式会社
  • 光遅延素子
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-086389   出願人:馬場俊彦
  • 光共振器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-233676   出願人:日本電信電話株式会社
引用文献:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (6件)
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