特許
J-GLOBAL ID:200903012769557117

光磁気記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河野 登夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-318782
公開番号(公開出願番号):特開平8-180481
出願日: 1994年12月21日
公開日(公表日): 1996年07月12日
要約:
【要約】【目的】 初期化磁石を使用することなく、精度が良い超解像再生が可能であって、記録密度の向上に寄与できる光磁気記録媒体の提供。【構成】 基板1上に、保護膜2(SiN),第1磁性層3(Gd20Fe54Co26),第2磁性層4(Dy30Fe70),第3磁性層5(Tb19Fe73Co8 ),保護膜6(SiN)をこの順に積層した構成をなす。第1磁性層3は、光磁気信号の読み出しまたは超解像再生のためのマスク層として働き、第2磁性層4は、室温では面内磁化性を示すが、昇温することによって第3磁性層5と交換結合してその磁化方向を第1磁性層3に転写し、第3磁性層5は、記録用磁界を印加しながらキュリー温度以上に昇温することによって磁化方向を反転させて熱磁気記録を行う。レーザスポット内で生じる温度勾配を利用して、第3磁性層5に記録されたより小さなビットのデータを再生する。
請求項(抜粋):
基板上に、第1磁性層,第2磁性層及び第3磁性層がこの順に積層されており、前記第1磁性層及び第3磁性層は積層方向に磁化容易軸を有し、前記第2磁性層は面内方向に磁化容易軸を有し、前記第1磁性層,第2磁性層及び第3磁性層のキュリー温度をそれぞれTc1,Tc2及びTc3とし、前記第1磁性層及び第3磁性層の室温における保磁力をそれぞれHc1及びHc3とした場合に、各磁性層におけるキュリー温度が、Tc1>Tc2,Tc3>Tc2の関係を満たし、室温における保磁力が、Hc3>Hc1の関係を満たす光磁気記録媒体において、前記第2磁性層がDy及びFeを含むことを特徴とする光磁気記録媒体。
IPC (2件):
G11B 11/10 506 ,  G11B 11/10
引用特許:
審査官引用 (4件)
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