特許
J-GLOBAL ID:200903012837222870

誘導電動機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 金雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-149607
公開番号(公開出願番号):特開平11-341898
出願日: 1998年05月29日
公開日(公表日): 1999年12月10日
要約:
【要約】【課題】 回転角速度を用いない誘導電動機の制御装置において、推定回転角速度、推定二次抵抗、及び推定一次抵抗を、常に安定かつ高精度に得ること。【解決手段】 推定回転角速度ωr0と推定二次抵抗Rr0とは、第一のフィードバックゲインH1により、第一の状態偏差E1が推定二次磁束Φr01の直交相成分と同相となる条件で演算される。推定一次抵抗Rs0は、第二のフィードバックゲインH2により、第二の状態偏差E2が推定一次電流is02と同相となる条件で演算される。
請求項(抜粋):
誘導電動機の一次電流を検出する電流検出手段と、上記誘導電動機が出力すべき二次磁束指令を入力し、任意の交流信号と上記二次磁束指令に比例した直流信号とに基づいて上記誘導電動機の励磁電流指令を出力する励磁電流指令演算手段と、上記誘導電動機が出力すべきトルク指令及び上記励磁電流指令を入力し、上記誘導電動機の出力トルクがトルク指令に追従するように、上記誘導電動機の推定回転角速度と上記誘導電動機の推定二次抵抗と上記一次電流とに基づいて上記誘導電動機の一次電圧を制御するトルク制御手段と、上記誘導電動機の推定一次抵抗と上記一次電圧と上記一次電流とに基づいて上記推定回転角速度と上記推定二次抵抗とを出力する第一のパラメータ推定手段と、上記推定回転角速度と上記推定二次抵抗と上記一次電圧と上記一次電流とに基づいて上記推定一次抵抗を出力する第二のパラメータ推定手段とを備え、上記第一のパラメータ推定手段は、上記推定一次抵抗と上記推定二次抵抗と上記推定回転角速度と第一のフィードバックゲインと上記一次電圧と上記一次電流とに基づいて上記誘導電動機の推定二次電流と上記誘導電動機の推定二次磁束と第一の状態偏差とを出力する第一の観測器と、上記第一の観測器から得られた、上記第一の状態偏差と上記推定二次磁束とに基づいて上記推定回転角速度を出力する回転速度推定器と、上記第一の観測器から得られた、上記第一の状態偏差と上記推定二次電流とに基づいて上記推定二次抵抗を出力する二次抵抗推定器と、上記第一の状態偏差が上記推定二次磁束と直交する成分を含むよう、上記回転速度推定器から得られた上記推定回転角速度に基づいて上記第一のフィードバックゲインを出力する第一のゲイン演算器とから構成され、上記第二のパラメータ推定手段は上記推定一次抵抗と上記推定二次抵抗と上記推定回転角速度と第二のフィードバックゲインと上記一次電圧と上記一次電流とに基づいて上記誘導電動機の推定一次電流と第二の状態偏差とを出力する第二の観測器と、上記第二の観測器から得られた、上記第二の状態偏差と上記推定一次電流とに基づいて上記推定一次抵抗を出力する一次抵抗推定器と、上記第二の状態偏差が上記推定一次電流と同位相の成分を含むよう、上記回転速度推定器から得られた推定回転角速度に基づいて上記第二のフィードバックゲインを出力する第二のゲイン演算器とから構成されたことを特徴とする誘導電動機の制御装置。
IPC (2件):
H02P 21/00 ,  H02P 5/00
FI (3件):
H02P 5/408 Z ,  H02P 5/00 X ,  H02P 5/00 F
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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