特許
J-GLOBAL ID:200903012943760954

復調器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 砂子 信夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-309909
公開番号(公開出願番号):特開平10-145323
出願日: 1996年11月07日
公開日(公表日): 1998年05月29日
要約:
【要約】【課題】 SFN環境で複数の電波を1つのアンテナで受信する場合やマルチパス環境で受信する場合に、シンボル間干渉を起こしにくい復調器を提供する。【解決手段】 直交周波数分割多重変調信号を受信する受信機の復調器において、受信信号をフーリエ変換したFFT回路3の出力中から、PRSシンボルを抽出しPRSシンボルからキャリアが存在する周波数ポイントにおける伝送路の伝達関数をクロスパワー演算器7によって求め、求めた伝達関数をIFFT回路8にて逆フーリエ変換してインパルス応答信号を求め、実質的に順次ずらせたガードインターバル期間長にほぼ等しい時間長の期間窓内におけるインパルス応答信号レベルの合計を加算器12によって求め、加算器12の出力からピークが発生するピーク位置をピーク位置検出器13にて検出し、検出しピーク位置が目標位置に収束するようにピーク位置に基づいてA/D変換器1のサンプリングパルス信号の位相をずれして受信タイミングを制御する。
請求項(抜粋):
直交周波数分割多重変調信号を受信する受信機の復調器において、キャリアが存在する周波数ポイントにおける伝送路の伝達関数を求める第1演算手段と、第1演算手段によって求めた伝達関数からインパルス応答信号を求める第2演算手段と、実質的に順次ずらせたガードインターバル期間長にほぼ等しい時間長の期間窓内におけるインパルス応答信号レベルの合計を求めその最大値が発生する位置を検出する検出手段と、検出手段によって求めた最大値の位置が目標位置に収束するように最大値の位置に基づいて受信タイミングを制御する制御手段とを備えたことを特徴とする復調器。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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