特許
J-GLOBAL ID:200903013017177397

業務使用解析装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井上 学
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-086862
公開番号(公開出願番号):特開2007-264863
出願日: 2006年03月28日
公開日(公表日): 2007年10月11日
要約:
【課題】 解析対象プログラムから、業務の切替に関わる命令文の抽出を行う際、データ項目が入力に関わることが業務に関わるという判断基準に基づくだけだと、ほとんどの命令文が業務に関わる命令文であるとの結果を得ることになり、作業者により業務に関わるか否かの判断を行わざるを得なかった。【解決手段】解析対象プログラムを構成する命令文に対して、業務に関わる可能性を数値化した値を付して出力する。命令文が設定する入力が定数か他の命令文に依存するデータ項目であるか、及び命令文の種類により業務に関わる可能性の数値はをスコアとして算出する業務仕様解析部と、命令文とスコアの両方を表示する業務仕様解析結果表示部を備え、スコアの指定範囲により、対応する命令文を識別可能に表示する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
入力された解析対象プログラムより、業務の切替に関る命令文の抽出を支援する業務仕様解析装置であって、 上記解析対象プログラムの命令文が制御文かそれ以外かを識別する情報と、 個々の命令文におけるデータ項目が、他の命令文で定義された値を参照しているデータ項目、該命令文で値を定義されているデータ項目、その命令文で該プログラムの入力を設定しているデータ項目、または定数であるデータ項目かとを識別する情報と、 個々の命令文のある特定のデータ項目のデータ依存元、データ依存先との対応情報、ある特定の命令文の制御依存元、及び制御依存先との対応情報と、 制御依存先の命令文が制御依存元の命令文に比べて、どれくらい業務の切替に関る可能性が低くなるかを表した数値と、 データ項目がその命令文で該プログラムの入力を設定しているデータ項目または定数であるデータ項目のときに、業務の切替に関る可能性について表した数値とを用いて、 命令文と、該命令文が業務の切替に関る可能性の数値との対で構成される業務仕様解析結果を出力とする業務仕様解析部を備えることを特徴とする業務仕様解析装置、 ここで、ある第1の命令文と、別の第2の命令文とがあったとき、第2の命令文を実行するか否かが、第1の命令文の実行結果によって決まるとき、第1の命令文は制御文であり、 また、ある第1の命令文と、別の第2の命令文と、ある第1のデータ項目とがあったときに、第1の命令文で第1のデータ項目を定義しているとき、かつ、第2の命令文で第1のデータ項目を参照しているとき、かつ、第1の命令文から第2の命令文への実行可能な経路で、その経路において第1の命令文から第2の命令文を実行する間に第1のデータ項目を再定義している命令文が存在しないとき、第1の命令文を第1のデータ項目のデータ依存元といい、第2の命令文を第1のデータ項目のデータ依存先といい、 また、ある第1の命令文と、別の第2の命令文とがあったときに、第1の命令文の実行結果によって第2の命令文を実行するか否かが決まるとき、かつ、第1の命令文から第2の命令文への実行可能経路で、第2の命令文を実行するか否かを決定するような命令文が存在しないとき、第1の命令文を制御依存元といい、第2の命令文を制御依存先という。
IPC (1件):
G06F 9/44
FI (2件):
G06F9/06 620A ,  G06F9/06 620L
Fターム (5件):
5B176DE00 ,  5B176DF04 ,  5B176DF06 ,  5B176EC02 ,  5B176EC08
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特許第3377836号公報
審査官引用 (3件)

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