特許
J-GLOBAL ID:200903013103390010

高性能ポリエチレンマルチフィラメント糸の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 山田 行一 ,  野田 雅一 ,  清水 義憲
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-546865
公開番号(公開出願番号):特表2007-517992
出願日: 2004年01月01日
公開日(公表日): 2007年07月05日
要約:
本発明は、溶媒中の超高モル質量ポリエチレンの溶液を作製する工程と;延伸比DRfluidを適用しながら、複数の紡糸孔を含有する紡糸プレートを介して溶液をエアギャップ中に紡糸して、流体フィラメントを形成する工程と;流体フィラメントを冷却して溶媒含有ゲルフィラメントを形成する工程と;フィラメントから溶媒を少なくとも部分的に除去する工程と;延伸比DRsolidを適用しながら、前記溶媒の除去前、除去中、および/または除去後、少なくとも1つの工程でフィラメントを延伸する工程と;を含む高性能ポリエチレンマルチフィラメント糸の製造方法に関する。ここで、少なくとも50の流体延伸比DRfluid=DRsp×DRagを適用し、DRspは紡糸孔中の延伸比でありかつDRagはエアギャップ中の延伸比であり、DRspは1超でありかつDRagは少なくとも1である。本発明はさらに、特定形状の紡糸孔を有する紡糸プレートに関する。
請求項(抜粋):
a)溶媒中の超高モル質量ポリエチレンの溶液を作製する工程と; b)延伸比DRfluidを適用しながら、複数の紡糸孔を含有する紡糸プレートを介して前記溶液をエアギャップ中に紡糸して、流体フィラメントを形成する工程と; c)前記流体フィラメントを冷却して溶媒含有ゲルフィラメントを形成する工程と; d)前記フィラメントから前記溶媒を少なくとも部分的に除去する工程と; e)延伸比DRsolidを適用しながら、前記溶媒の除去前、除去中、および/または除去後、少なくとも1つの工程で前記フィラメントを延伸する工程と; を含む高性能ポリエチレンマルチフィラメント糸の製造方法であって、 工程b)で少なくとも50の流体延伸比DRfluid=DRsp×DRagを適用し、式中、DRspが前記紡糸孔中の延伸比であり、かつDRagがエアギャップ中の延伸比であり、DRspが1超であり、かつDRagが少なくとも1であることを特徴とする、方法。
IPC (1件):
D01F 6/04
FI (1件):
D01F6/04 B
Fターム (10件):
4L035AA04 ,  4L035AA08 ,  4L035AA09 ,  4L035BB04 ,  4L035BB21 ,  4L035BB22 ,  4L035BB91 ,  4L035FF01 ,  4L035FF02 ,  4L035HH02
引用特許:
審査官引用 (7件)
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