特許
J-GLOBAL ID:200903013107753265

スクロール式流体機械およびそのスラスト隙間の調整方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-279631
公開番号(公開出願番号):特開平11-101185
出願日: 1997年09月26日
公開日(公表日): 1999年04月13日
要約:
【要約】【課題】 製造時、組立時にスラスト隙間を適正に調整でき、長期間に亘って一定寸法のスラスト隙間を維持できると共に、生産性を向上させることができる。【解決手段】 押え板20、ボルト21によってスクロール側玉軸受19を旋回スクロールの軸受収容筒部6B内に軸方向に変位不能に固定する。また、スクロール側玉軸受19に補助クランク18のスクロール側軸部18Aを圧入する。一方、ケーシング側玉軸受23をケーシング1の軸受収容穴1D内に圧入し、押え板24、ボルト25によって抜止め状態に固定する。そして、補助クランク18のケーシング側軸部18Bとケーシング側玉軸受23との間にスペーサ29を介挿した状態で、ボルト27、ワッシャ28によってケーシング側軸部18Bをケーシング側玉軸受23に取付ける。
請求項(抜粋):
筒状のケーシングと、該ケーシングの一端側に回転可能に設けられ先端側が該ケーシング内に伸長してクランク部となった駆動軸と、前記ケーシング内に位置して該駆動軸のクランク部に旋回軸受を介して旋回可能に設けられ鏡板にラップ部が立設された旋回スクロールと、該旋回スクロールに対向して前記ケーシングの他端側に設けられ鏡板に該旋回スクロールのラップ部との間で複数の圧縮室を形成するラップ部が立設された固定スクロールと、前記旋回スクロールの自転運動を防止するために前記固定スクロールと旋回スクロールとの間に設けられた補助クランク機構とを備え、前記補助クランク機構を、スクロール側軸部とケーシング側軸部とが前記駆動軸のクランク部と同一偏心距離を有する補助クランクと、前記旋回スクロールに対して補助クランクのスクロール側軸部を回転自在に軸支するスクロール側玉軸受と、前記ケーシングに対して補助クランクのケーシング側軸部を回転自在に軸支するケーシング側玉軸受とによって構成してなるスクロール式流体機械において、前記ケーシング側玉軸受の内輪と補助クランクのケーシング側軸部との間に前記固定スクロールと旋回スクロールとの間のスラスト隙間を調整するスペーサを介挿する構成としたことを特徴とするスクロール式流体機械。
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • スクロール型圧縮機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-020683   出願人:株式会社豊田自動織機製作所, 日本電装株式会社
  • スクロール型圧縮機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-346647   出願人:サンデン株式会社
  • スクロール圧縮機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-290353   出願人:株式会社神戸製鋼所
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審査官引用 (6件)
  • スクロール型圧縮機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-020683   出願人:株式会社豊田自動織機製作所, 日本電装株式会社
  • スクロール型圧縮機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-346647   出願人:サンデン株式会社
  • スクロール圧縮機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-290353   出願人:株式会社神戸製鋼所
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