特許
J-GLOBAL ID:200903013155191341

成型コンタクトレンズに視認可能なマークを付ける方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田澤 博昭 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-275347
公開番号(公開出願番号):特開平9-220723
出願日: 1996年09月27日
公開日(公表日): 1997年08月26日
要約:
【要約】【課題】 従来のコンタクトレンズに視認可能なマークをつける方法は、どれも、時間がかかり、制御が難しく、典型的には、コンタクトレンズの製造のコストを増大させるなどの課題があった。【解決手段】 深さが最小でも10ミクロン以上、[(基準面下の体積-基準面上の体積)/基準面下の体積]の比で表される体積指標が最低でも0.9以上となるように、金属製の鋳型インサートに凹状のマーク形状を形成する工程と、前記金属製の鋳型インサートを用いて熱可塑性の鋳型フレームを射出成形する工程と、熱可塑性の鋳型フレーム中でソフトヒドロゲルコンタクトレンズを鋳造する工程とを備えた方法であり、凹状のマーク形状のRMS/PV,Ra/PV,RMS/H,Ra/H等の表面粗さの比を所定値以上に調節する。また、インサートへの凹状のマーク形状の形成に放電彫刻法(EDM)を用い、各パラメータ値の確認を非接触走査白色光干渉計を用いて行う。
請求項(抜粋):
a:凹状のマーク形状において、深さが最小でも10ミクロン以上、[(基準面下の体積-基準面上の体積)/基準面下の体積]の比で表される体積指標が最低でも0.9以上となるように、金属製の鋳型インサートに凹状のマーク形状を形成する工程と、b:前記金属製の鋳型インサートを用いて熱可塑性の鋳型フレームを射出成形する工程と、c:熱可塑性の鋳型フレーム中でソフトヒドロゲルコンタクトレンズを鋳造する工程とを備え、金属製の鋳型インサートにおける凹状のマーク形状は、射出成型熱可塑性鋳型フレームにおける凸部として転写され、続いて、インサートを用いて準備された熱可塑性鋳型フレーム中で鋳造されるコンタクトレンズにおける視認可能な凹状のマークとして転写されることを特徴とする、成型コンタクトレンズに視認可能なマークを付ける方法。
IPC (4件):
B29C 33/76 ,  B29C 33/42 ,  B29D 11/00 ,  G02C 7/04
FI (4件):
B29C 33/76 ,  B29C 33/42 ,  B29D 11/00 ,  G02C 7/04
引用特許:
審査官引用 (5件)
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