特許
J-GLOBAL ID:200903013215245390

ガス発生セルを用いた、周囲環境中への流体の制御放出を容易にするための装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 杉村 興作 ,  藤谷 史朗 ,  来間 清志 ,  澤田 達也 ,  杉村 憲司
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-516655
公開番号(公開出願番号):特表2008-502430
出願日: 2005年06月14日
公開日(公表日): 2008年01月31日
要約:
流体を周囲環境中に制御可能に放出するための装置。この発明の特定の実施形態によれば、この装置は、流体区画と、それに隣接して配置されるとともに、オリフィスを介してそれと流体連通するオリフィス区画と、を有するハウジングを具える。流体区画は、周囲環境に放出するための流体を収容する。オリフィス区画は、取り外し可能な密封要素によって覆われる流体排出開口を含み、かつ当該装置の未作動状態では、初期量の流体を収容する。流体リストリクタは、上記未作動状態で、流体区画からオリフィス区画内への液体の流れを制限するために上記オリフィスに隣接して配置されている。ガス発生セルは、当該装置が作動状態にある場合に、当該セルによって発生したガスが流体区画内に導かれるようにするために、流体区画と選択的に連通している。流体膜は、ガス発生セルと流体区画との間に配置されており、作動状態では、上記セルによって発生したガスを通過させ流体区画に流し、一方、未作動状態では、当該流体容器内の流体が通過してセルに流れるのを防ぐ。当該装置は、密封要素を取り外して、流体排出開口を介して初期量の流体をオリフィス区画外へ排出させ、かつ制御下において、セルを作動して、ガスを発生し、流体を、流体区画からオリフィス区画まで送り込み、前記流体排出開口から排出することによって作動する。
請求項(抜粋):
流体を周囲環境中に制御可能に放出する装置において、 周囲環境に放出するための流体を収容する流体区画と、前記流体区画に隣接して配置され、オリフィスを介して前記流体区画と流体連通するオリフィス区画であり、取り外し可能な密封要素によって覆われた流体排出開口を含み、かつ前記装置が未作動状態にある場合に初期量の流体を収容するオリフィス区画と、を有するハウジングと、 前記未作動状態で前記流体区画から前記オリフィス区画への流動を制限するため前記オリフィスに隣接して配置された流体リストリクタと、 ガス発生セルであり、前記装置が作動状態にある場合に当該セルによって発生したガスを前記流体区画内に導くように、前記流体区画と選択的に連通するガス発生セルと、 前記作動状態で、前記セルで発生したガスを前記流体区画に通過させる一方で、前記未作動状態で、流体容器内の流体が前記セルへ通過するのを防ぐ、前記ガス発生セルと前記流体区画との間に配置された流体膜と、を具え、 前記装置は、前記密封要素を取り外して、前記流体排出開口を介して前記初期量の流体を前記オリフィス区画外へ排出させ、かつ制御下において、前記セルを作動して、ガスを発生し、前記流体区画からオリフィス区画までの流体を推し進め、前記流体排出開口から排出することによって作動することを特徴とする装置。
IPC (2件):
A61L 9/12 ,  B01J 7/02
FI (2件):
A61L9/12 ,  B01J7/02 Z
Fターム (11件):
4C002AA01 ,  4C002BB02 ,  4C002DD02 ,  4C002DD20 ,  4C002EE07 ,  4C002FF06 ,  4C002KK01 ,  4G068DA01 ,  4G068DB23 ,  4G068DC06 ,  4G068DD11
引用特許:
出願人引用 (6件)
  • 周期的自動流体送出装置及び関連プロセス
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2001-502963   出願人:マイクロリンエルシー
  • 物質の制御放出
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平11-504624   出願人:ミクロリン・エル・シー
  • 物質の制御放出
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2000-621054   出願人:マイクロリンエルシー
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審査官引用 (7件)
  • 周期的自動流体送出装置及び関連プロセス
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2001-502963   出願人:マイクロリンエルシー
  • 物質の制御放出
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平11-504624   出願人:ミクロリン・エル・シー
  • 物質の制御放出
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2000-621054   出願人:マイクロリンエルシー
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