特許
J-GLOBAL ID:200903013255430807

操作可能な全方向性カテ-テル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田澤 博昭 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-265763
公開番号(公開出願番号):特開平11-188102
出願日: 1998年09月04日
公開日(公表日): 1999年07月13日
要約:
【要約】【課題】 アクセスが困難な心臓内の乳頭筋などの障害物周囲にもその先端部分を確実に到達させることができる多方向性カテ-テルを提供する。【解決手段】 細長いチュ-ブ状カテ-テル本体と、カテ-テル本体の先端部にあるカテ-テル先端部分と、カテ-テルの基端部の制御ハンドルから成る多方向性電極カテ-テル。カテ-テル本体は中心内腔とその中心内腔の周囲に対称的に配置された4個の軸外内腔を有する。引抜きワイヤ-は各軸外内腔を通して制御ハンドルかた延出し、選択された場所で先端部分に固定される。カテ-テル本体の各軸外内腔に引抜きワイヤ-に対して包囲する関係で圧縮コイルが設けられている。この圧縮コイルはその先端部と基端部でカテ-テルに固定して取り付けられる。その基端部で各引抜きワイヤ-が制御ハンドルの可動ピストンに取り付けられる。さらに、各ピストンは、各ピストンに固定して取り付けられたスライド可能なボタンを使用して医師により制御される。選択されたボタンの移動により選択された引抜きワイヤ-が移動し、先端部分が撓む。
請求項(抜粋):
基端部、先端部および貫通する少なくとも1個の管腔を有する細長いカテーテル本体と、前記カテーテル本体の先端部にあり少なくとも2個の軸外管腔を有するカテーテル先端部分と、前記カテーテル本体の基端部にある制御ハンドルであって、前記制御ハンドルが前記先端部分の各軸外管腔と関連した可動部材から成り、前記部材が第1の場所と第2の場所との間を移動できる、制御ハンドルと、前記制御ハンドルの可動部材と関連した基端部と先端部を有する細長い引抜きワイヤーであって、各引抜きワイヤーがその基端部で関連した前記制御ハンドルの可動部材に接続され、前記カテーテル本体の管腔を通して、前記引抜きワイヤーを接続する前記可動部材に関連した前記カテーテル先端部分の軸外管腔まで延在し、前記各引抜きワイヤーの先端部が1個の先端電極と選択された場所の前記先端部分の壁に固定される、細長い引抜きワイヤーとを備え、第1の場所から第2の場所の方へ選択された可動部材が移動すると、前記選択された可動部材と関連した前記軸外管腔の方向への前記先端部分の撓みになる、多方向性カテーテル。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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