特許
J-GLOBAL ID:200903013298643472

舶用電気推進装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 飯沼 義彦 ,  森下 靖侑
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-200065
公開番号(公開出願番号):特開2008-024187
出願日: 2006年07月21日
公開日(公表日): 2008年02月07日
要約:
【課題】船舶の推進のためのプロペラを駆動する交流電動機が、航行中に減速時や潮流などの影響で発電機として駆動されることにより発生する交流電力を、直流電力に変換してキャパシタに蓄えておくことにより、この直流電力を再び交流電力に変換して、推進用交流電動機に供給したり、船内電力需要設備に利用できるようにしたりする舶用電気推進装置を提供する。【解決手段】ディーゼルエンジン4により駆動される交流発電機5からの電力が、プロペラ2を駆動するための交流発電機3へ供給される。航行中にプロペラ2が水車として作動して交流電動機3に発電作用を行わせる際に生じた交流電力は、コンバータ10を介し直流電力に変換されてキャパシタ11に蓄えられる。キャパシタ11の直流電力は、第1インバータ12を介し推進用交流電動機3へ送られたり、第2インバータ14を介し船内電力需要設備15へ送られたりして省エネルギー効果に寄与する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
船舶の推進のためのプロペラと、同プロペラの回転駆動のための推進用交流電動機と、同推進用交流電動機に電力を供給すべく推進用配電系を介し接続された交流発電機と、同交流発電機を作動させるための原動機とを備えるとともに、航行中に上記プロペラが水車として作動して上記推進用交流電動機に発電作用を行わせる際に生じた交流電力を直流電力に変換するコンバータと、同コンバータで得られた直流電力を蓄えるためのキャパシタとを備え、同キャパシタに蓄えられた直流電力を第1インバータを介し所要の交流電力に変換して上記推進用交流電動機へ給電するための予備推進用配電系が設けられるとともに、上記キャパシタに蓄えられた直流電力を第2インバータを介し所要の交流電力に変換して船内電力需要設備へ給電するための船内需要配電系が設けられていることを特徴とする、舶用電気推進装置。
IPC (2件):
B63J 5/00 ,  B63H 21/17
FI (2件):
B63J5/00 A ,  B63H21/17
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (3件)

前のページに戻る